クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
医経統合実践会の経営コンサルタント 根本和馬です。
ある眼科クライアント様には「白内障オペの件数を増やしたい」
というコンサルティングニーズがあります。
もちろんこれまでの経験を生かした、様々な
ノウハウはあるのですが、だからといって頭ごなしに
「あれやって下さい」「これやって下さい」では、
到底スタッフは動きません。
ですので、様々な手法の話をする前に、まずスタッフひとりひとりに
「どうすれば○○(今回の場合で言えば白内障オペ件数)が
増えると思うか?」を考えて頂きます。
このクライアント様にも例外なく「次回コンサルティングまでの間に
最低5個、何でも良いからアイディアを書いてきて下さい」という
宿題を出しました。
そしてその翌月、これだけ多くのアイディアが、ひとりひとりの
スタッフから挙げられていました。本当に素晴らしいです。
このクライアントの院長先生も「まさかここまでしっかりとした
意見を持っているとは思わなかった」と、嬉しい悲鳴を上げられていました。
信頼関係が崩壊している場合はともかくとして、
そうでなければ、スタッフというのは、良いアイディアを持っている事も
決して少なくありません。
大切なのは「それを受け入れる姿勢」です。
スタッフが何かのアイディアを提案した際に
「そんな事しか思い付かないのか」
「そんな事は、とっくの昔に思い付いていた」
「内容のレベルが低い」
などと、ダメ出しばかりしていると、段々とスタッフからの
アイディアは出なくなっていきます。
大切なのは、まずスタッフの意見を受け入れる姿勢です。
「とても良いアイディアだね!」と、アイディアの質に関わらず、
一生懸命考えてくれた事に感謝すべきなのです。
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