こんにちは、根本和馬です。
まず、本日の内容はある程度『SLAM DUNK』をご存知無いと、全く面白くありません(笑)
その点ご注意の上、以下をご一読下さい。
今回のような内容が綴れるのは、今年の実践塾が全て終了したからです。
実践塾は当日講演すれば良いというものではなく、
200名様以上の院長先生・スタッフ様からご提出頂いた実践事例を読み、コメントを書く
がありますので、思えば今年はずっと実践塾のことを考えていたような気がします。
なので、今は少し気持ちが楽になりました。
さて、以前発表になり、ファンの間でかなり話題になっている映画『SLAM DUNK』。
特に「どんな内容なのか?」が気になるところです。
最も手堅い意見は、インターハイ1回戦、湘北vs豊玉が描かれるのではないか?です。
しかし私は敢えて、違う予測をしています。
と言いますのは、作者の井上雄彦先生は、常にファンの予想を超えるからです。
それを顕著に感じたのは、数年前に開催した「最後のマンガ展」です。
通常「マンガ展」と聞くと「これまでの描いた絵や下書きなどが飾られるのかな」と思いますが、「最後のマンガ展」は全く違いました。
何と、1枚1枚絵が描かれていて、それらを繋げると1つのストーリーになるのです。つまり全て描き下ろしです。
来場者は歩きながらマンガを読んでいる感覚になります。
しかもそのストーリーとは、『バガボンド』の主人公・宮本武蔵が死ぬ、つまり最終回が描かれているのです。
これは度肝を抜かれました。思わず、リピートした程です(笑)
という訳で、常にファンの予想を超えてきた井上先生が最も手堅いとされる「湘北・豊玉戦」を映画にするだろうか?と感じます。
そんな中、先日衝撃的な動画を発見してしまいました。
現在、アルティーリ千葉というチームに所属している岡田優介選手と井上雄彦先生の対談です。
岡田優介選手と井上雄彦先生の対談動画はこちらです!
この動画の5:10あたりで岡田選手が「インターハイで優勝した高校はどこですか?」という、ファンなら思わず膝を打つ最高の質問を井上先生にされています。
実はインターハイ準優勝は、かつて湘北と対戦したことのある海南大付属であることが分かっています。
最終話で、マネージャーの彩子さんの「全国2位の海南!」というセリフがあるからです。
では優勝はどこか?
私はこの動画を視るまで、森重寛(右から2番目の選手)という大物ルーキが加入した名朋工業だと思っていました。
ところが井上先生が上記動画で「名朋ではありません。作中では登場していませんが、優勝校は決めています」と言っているのです。
これはかなり衝撃です。
同時に、そこが私が予想する映画の内容です。ズバリ映画の内容は
「湘北高校VS(湘北が山王に勝った年のインターハイの)優勝校戦が描かれる」
です。
上記は、リョータがキャプテンで、花道と流川が2年生になっている年のインターハイであり、必然的にゴリ、ミッチー、メガネ君は卒業しています。
正直、かなり苦しい予想です(笑)
自分で書いておきながら「それは無理だろ」とツッコんでいます。
と言いますのは、ゴリ、ミッチー、メガネ君の抜けた穴は大きく、必然的に大物ルーキーの加入が必要です。
それを描く必要がありますし、上記「(湘北が山王に勝った年のインターハイの)優勝校」のバックボーンを描くことも不可欠です。
しかし、これくらい大胆な予想をしたくなる位、井上先生はファンの予想を超えるのです。
もう一度、ご覧下さい。
「監督・脚本 井上雄彦」になっているではありませんか。
これは必ず予想を超えます。
・・・と言いながら、やはり順当に湘北VS豊玉戦でしたら、ご愛嬌ということで(笑)
長々予想を書きましたが、映画化のニュースを見て最初に思ったのが「豊玉戦が描かれ、評判が良ければ、次回作は山王戦になるんだろうな」ということです。
しかしそれではあまりにベタな予想ですので、敢えて大胆予想してみました。
それにしても25年前に連載が終了した作品にも関わらず、今でもファンが多いのは本当に凄いです。
私もそのように長く愛して頂ける作品を生み出せるよう、これからも精進していきます!