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クリニック経営ブログ

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良い取り組みは、良い人財を引き寄せる

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、医経統合実践会 主宰 医経統合コンサルタントの根本和馬です。

先日、愛知県東海市でご開業されている、ふくおか耳鼻咽喉科様と新知台耳鼻咽喉科様のコンサルティングにお伺いしました。

4月に新卒で入社された新人スタッフの方と 個人面談させて頂きましたが「なぜ当院で働こうと思われたのですか?」という私の質問に、

「いくつかのクリニックに見学に行ったのですが、この医院が一番見学者への応対が良かったのと、ホームページを見ると院長先生やスタッフの方の写真がたくさん載っているだけでなく、動画で感想も載せていたり、朝礼をやっているのを見て『この職場は色々ちゃんとしているな』と思ったからです」

と、仰っていました。

つくづく「良いチームを創るためには、考え方の合う人財を採用する必要がある」と感じます。

今回の場合であれば、求職者によっては「このクリニック、何か色々な取り組みやってるよ。大変そう~」みたいに思う方もいるでしょう。

しかし、それはそれで良いのです。そういう方は応募してこないだけの話ですので。

採用後、わざわざ先輩スタッフの時間や手間を注ぎ教育するのですから、考え方が合う人を採用することが大切です。

人材不足の現代、すぐにそのような良い人財の応募があることの方が少ないです。地道な取り組みを実践&改善を積み重ねていくことが必要です。

例えば、ふくおか耳鼻咽喉科様では、入社数か月後、卒業した自身の学校に該当スタッフ様がご挨拶に行かれています。

「この学校を卒業したこのスタッフがここまで立派に成長していますよ」という意味を込めて。

このような取り組みを出来ていないクリニックは、ぜひご参考にして頂ければと思います。

やり方が分かったのなら、あとは、

やる、か、やらないか、です。

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スタッフの感想文は院長のモチベーションを上げる

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、 医経統合実践会 主宰 医経統合コンサルタントの根本和馬です。

おそらくこのブログを熱心に読んで下さっている院長先生のクリニックでは、スタッフ様に

「これまで当院で働いての感想」

をホームページの求人ページに書いてもらっていると思います。

どんな取り組みもそうですが、新しい取り組みの多くは、導入してからしばらくは院長、もしくはリーダースタッフが

「●●はどうなってますか?ちゃんとやってますか?」

と、進捗状況を気に掛けることが大切です。

この「当院で働いてのスタッフの感想文」も、導入当初は既存スタッフ全員に同じタイミングで書いてもらいますので抜けることは無いのですが、その後は、

「当院では、入社半年経過したスタッフは感想文を書いてもらい、ホームページにアップする」

というルールを明確にしないと、そのまま立ち消えになることが大いにあり得ます。ご注意下さい。

そんな訳で、弊社にも入社半年経過したメンバーが何人かいますので「そうだ、●●さんと○○さんに感想文書くようにお願いしなくちゃ」と思いながら念の為に求人ページを確認したところ、私の指示が無くてもしっかり書いてあるではありませんか。

こういうの、凄く嬉しいです。もし今このブログを読んで下さっているのがクリニックのスタッフ様であったら、

「院長先生はとにかく忙しいので、同じことを何度も言いたくない。一度言われたことはしっかり憶えておいて、あとはスタッフで実践するということは、院長先生の士気を上げるためも凄く大切なんだ」

ということを、ぜひ憶えておかれることをお勧めします。

多少話は脱線しましたが、私の指示がなくスタッフの感想文を載せているだけでも嬉しいのに、新しく更新されていたスタッフの感想文を読んで、更に感動してしまいました。

そもそものスタッフの感想文を求人ページに掲載することの目的は「応募者に現在働いているスタッフの感想文を読んでもらうことで、安心感を持ってもらうため」ですが「院長のモチベーションを上げる」という副産物があることを、実体験として学びました。

もしまだスタッフの感想文を載せていないというクリニックは、ぜひこの機会に始めてみて下さい!

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診療以外の取り組みを実践するために不可欠なこととは?

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、医経統合実践会 主宰 医経統合コンサルタントの根本和馬です。

このブログを読んで下さっている院長先生はよくご存知かと思いますが、医経統合実践会は

「スタッフをクリニック経営に巻き込む」

をコンセプトに、コンサルティングやセミナー、商品の販売を行っております。

「クリニックに特化してコンサルティングを行う会社」というだけでかなり専門特化していますが、その上更に「スタッフを巻き込む」という点では、医経統合実践会ほど力を入れているクリニック経営コンサルティング会社は無いと自負しております。

私はこれまでの15年間のクリニック経営コンサルタントの活動を通して

「クリニック経営で更に結果(増患増収、良い人財の離職率の低下、良い人財の採用の成功)を出すためには、スタッフの協力が不可欠である」

と確信しています。

コンサルティング会社では、様々なツールや手法を提供します。

これはあるコンサルティング会社のセミナーにご参加した院長先生からお話を伺ってとても驚いたのですが、その会社のコンサルタントはGoogleの口コミ投稿にネガティブな内容を書かれた対策として、患者さんに扮した自院のスタッフがポジティブな内容を被せることでネガティブな投稿の存在を薄める、という手法を推奨しているようです。

院長先生とスタッフ達が強い信頼関係が作られているなら、まだ話は分かりますが(それでも私はそのようなアドバイスはしませんが)、信頼関係が出来ていない院長先生がスタッフに

「みんなで、良い評判書いておいて」

なんて言ったらどうなるか、想像するだけでも恐ろしいです。

これはあくまで一例に過ぎず、あらゆるツールや手法の数々は院長先生とスタッフの信頼関係が構築されていることに加え、スタッフ達が高い仕事観を持っていることで、初めて効果を発揮するのです。

建物を建てる際でも基礎工事をすることで強い土台が出来、そこに建物を建てるから安全なのであって、信頼関係が無く、仕事観が低いスタッフ達に手法やツールだけを院長から伝えるのはとても危険なのです。

先日開催した、医経統合実践塾 第1回でゲスト講師を務めて下さった湘南台はた眼科様の秦淳也先生も

「ノウハウや手法だけを伝えるコンサルタントや税理士・会計士はたくさんいるけど、何か違うんだよなと思って、色々調べている中で医経統合実践会にたどり着きました」

というお話をして下さいましたが、これからも私達医経統合実践会は、スタッフをクリニック経営に巻き込むことで、院長先生もスタッフも輝くようなコンサルティングをさせて頂きたいと考えています。

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