クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
医経統合コンサルティングにお伺いすると、
「へぇー。そこまでやって(考えて)くれるんですか!」
と、言って頂ける事が多くあります。
「コンサルティング」と聞くと、院長(経営者)とだけ話をして
「ああした方が良い、こうした方が良い」とアドバイスして帰る、
というイメージがあるかも知れませんが、少なくとも、医経統合
コンサルティングは、そのような事はありません。
先日、こんな事がありました。
このクライアント様は「今後、降雪があった際の駐車場の雪かきを
どうするか?」というお悩みを持たれていました。
これまでは、朝、スタッフの方がやられていたのですが、患者数の増加に
伴い業務も増え、しかし、クリニックは小規模な組織ですし、繁忙期と閑散期に
よって経営状況は大きく異なりますので、簡単に人を増やす事も出来ず…という
状況でした。
コンサルティングの中のスタッフ様との面談において、何人かの方から
「今年も去年位の雪が降ったら、朝の雪かきが…」と、決して”やりたくない”
という意味ではなく”どうしよう”というニュアンスで、私にお悩みを
言って下さいました。
そこで「まぁ、それは自然の事ですし、今までやってきた事ですから
仕方ないんじゃないんですかね」と言う事も出来ますが、それを伝えたのでは、
“単なる話を聴く人”で終わってしまいます。
そこで、必死に「どうしたら、この問題が解決(緩和)するか」を
考えて、ある結論に辿り着きました。
そのアドバイスを院長先生にお伝えしたところ、先日、実践されたようで
それについてのご報告を頂きました。
この取り組みは、これから成果があるかどうかが分かりますので、
このブログ上で「こうしてみたら、上手くいきました!」と、お伝え
出来る段階ではないのですが、少なくとも、スタッフの方にお話を聴き、
私(コンサルタント)が「どうしたら良いか?」を真剣に考えたからこそ、
この”雪かき”についての件が進展しました。
「雪かきの事なんて、院長に直接言えば良いじゃないか」と思われるかも
知れませんが、これは私も実際に経営者になって実感しましたが、思いの他、
スタッフは経営者に自分の気持ちを伝えられません。
「こんな事言って、院長が気を悪くしたらどうしよう」
「言っても、どうせ変わらないかな」
「言った後、怒られたら嫌だから、言わないでおこう」
言わない理由は様々ですが、スタッフにはこのような
気持ちがあります。※ちなみに、このクライアントの院長先生は、
とても素晴らしいお人柄です。
それをコンサルタントが汲み取り、院長とスタッフ両者が共に嫌な気持ちに
ならず、且つ、その問題が解決(緩和)するための具体的な手段を考え、
実践していく事で、更にクリニックが良い状態になります。
これからも院長先生だけでなく、スタッフ様のお話にも熱心に耳を傾け、
更に医経統合(スタッフが院長の目指す医院や診療レベルを理解し、その実現のために
スタッフ全員で力を合わせ、院長、スタッフがキラキラと輝きながら仕事が出来る医院)
が実現するクリニックが増えるためのコンサルティングを実施していきます!
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※おかげさまで、現在のクライアント様以上のスケジュール確保は
困難ですので”キャンセル待ち”になります。ご了承下さい。
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