新人に仕事に対する姿勢を伝えるなら、この一冊で十分!
確認テスト問題&解答付きなので、単なる読み物で終わらせない、
プロ医療従事者必読の教科書。
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クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科、耳鼻科などの医科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
コンサルティング、セミナー参加などにより、院長やスタッフの
意識が上がり、業績的にも結果が出てきたクリニックや診療所には
次のステージが待ち構えています。
それは「新人が長く続かない」という事です。
その理由は新人自身の問題によるところもあると思いますが、
それ以上に大きな要因が「院長や先輩スタッフの意識の高さに
自分がついていけるのか?」という不安と自信の喪失によるものの方が
大きいと、私は考えています。
そのようなステージを迎えたクライアントには、事ある毎に
「皆さんは今の仕事の姿勢が当たり前だと思っているかも
知れませんが、これから入社してくる新人は違いますよ。
新人に対して”意識が低いなー”とあまり思わずに、徐々に
意識を引き上げる姿勢を忘れないで下さいね」
と伝えるようにしています。
例えば私のクライアントの多くは、3ヶ月に1冊、学びや気付きのある
本を読んで感想文を書くという「読書感想文」という取組みを実施していますが、
これが定着してくると「本を読むのが当たり前」というスタッフが増えていきます。
しかし、これから入社してくる新人は、
果たしてそうでしょうか?
これまで1000人以上のスタッフと個人面談を
実施してきましたが、
「〇〇さんが最近読んだ本の中で、面白かった本や
勉強になった本はありますか?」
という問い掛けに対して、まともな書籍のタイトルが
返ってきた事は殆ど無く、大半のスタッフは
「最近読んでいない(実際はずっと読んでいない)」
「元々本を読むのは好きではない」
「マンガ、雑誌なら読む」
という回答であり、これがむしろ新人スタッフの「当たり前」と
思うべきだと、私は考えます。
現在は様々な学びによって、意識が引き上がった既存スタッフも
入社当時は、今の新人のような意識であったにも関わらず、既にその
時代の自分は過去のものとなり、今の新人に対して「本当に今の
新人は仕事に対する意識が低いんだから…」と肩を落としています。
なので、今後入社してくる新人に対しては、いきなり過度な
要求はせず、
「そう言えば、入ったばかりの私もこうだったな」
と、長く温かく見守る位の方が丁度良いと思います。
私はこの姿勢を「”逆茹でがえる現象”を目指しましょう」と
伝えています。
「茹でがえる現象」とは、水の入った鍋にかえるを入れて、
徐々に熱していくと、かえるはその水温の変化に気付かず、
熱湯の中でゆであがってしまうという、ビジネスの世界では
「外部環境の変化を敏感に察知し、自らも変化せよ!」的な
例え話として使われるのですが、これは良い意味で、新人スタッフ
教育にも言い換える事が出来ます。
最初は「本なんて読みたくなーい」と言っていた新人スタッフも
徐々に教育していく事で、2~3年後には「私、最近1ヶ月に1冊は
本を読んでいます!」と答えるようなスタッフになる現象を指します。
逆茹でがえる現象が実現するポイントは前述の通り、
「入社した当時の自分はどうなったのかな?」と、自己を省みながら
長く温かく見守りながら、少しずつ大切なメッセージを伝えていく
という事です。
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