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クリニック経営ブログ

社会的証明が空港で活かされている事例

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クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科、耳鼻科などの医科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
仕事柄よく飛行機に乗ります。
しかし飛行機に乗る上で、私のストレスのひとつが「手荷物検査」です。
おそらく同じご意見の方も多いのではないでしょうか。
なぜ私が手荷物検査がストレスなのかと言うと、前に並んでいた人が
貴金属類やペットボトルを身に付けたまま、検査ゲートを通ってしまい、
アラーム(チャイム?)が鳴り、それによって後ろの人が
詰まってしまうからです。
「前の人が鳴っていたら、自分はそうならないように
気を付けようよ」という気持ちと「飛行機に乗り慣れていなければ
そうなるのも仕方ないか」という気持ちが錯綜し、何とも
複雑な心境に駆られるのです(実際はそこまで大袈裟ではないですが)。
そのような中で、先日北海道帯広市にある「とかち帯広空港」にて
素晴らしい取組みを実践されていました。
それは手荷物検査で並ぶ人達に対して、係員が
「皆様のおかげで再検査が無くスムーズに検査出来ております。
これから検査を受けられる方も、ぜひご協力をお願い致します」
と声を掛けていたのです。
これは心理学で言うところの「社会的証明」と言われているものです。
人は大衆の行動に左右されるという現象を指します。
日常の場面では、例えばコンビニのトイレは
このような表示をしているトイレが多くあります。
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「トイレをキレイに使って下さい」ではなく
「いつもキレイに使って頂きありがとうございます」と
表現する事で「みんながキレイに使っているなら、自分も
キレイに使わなければ」という気持ちを強化する役割があります。
事実、とかち帯広空港においても、係員が前述したような
声掛けを実施する事によって、単に並んでいた人も、改めて
自分の荷物をチェックする人が多く、それによって再検査は
私が知る限り、ひとりもいませんでした。
元々手荷物検査場には係員がいますから、この取り組みにおける
費用は0円という事です。しかし時間的なコストだけでなく、乗客の
ストレスをも緩和したこの取り組みは、非常に秀逸だと私は思います。
ちょっとした工夫や改善しようとする意識で、
企業経営や組織運営は更に善くなるという事を
とかち帯広空港の取組みから学ばせて頂きました。
ぜひ皆様のクリニック、診療所経営においても、役立たせて頂ければ
嬉しいです。
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よろしくお願い致します。
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