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クリニック経営ブログ

院長とスタッフの感覚の違い

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 整形外科 皮膚科 歯科クリニック等の
経営コンサルタント 根本和馬です。
「うちのクリニックは、本当にやる事が多くて忙しいんです!
早くスタッフを増やして貰わないと!」
普通のクリニックで働いている普通のスタッフは、
大体このように考えています。
ですが、院長先生がスタッフと同じように考えているかと言うと、
そんな事はありません。
規模にもよりますが、殆どの場合、クリニックにおいて
最も当事者意識が高いのは経営者である院長先生です。
良くも悪くも、色々な面に気付いてしまい、
「皆の財布からお金が出るわけじゃないから実感無いかも知れないけど、
人を増やすって事は、どれだけ固定費がかかるか分かってんのか!
オレの目から見たら、ミスはするわ、機械を乱暴に扱って
故障させるわ、材料を無駄に使うわで、人を増やす前に、
もっとやれる事があるだろ!
それになぁ、診療終わったら、無駄話しないで、テキパキ
片付けしたら、もっとすぐに終わるだろ?
なんで診療が終わってから1時間以上経ってるのに
まだ帰らないんだ!」
と、考えている場合の方が多いです。
このへんの感覚は、どうしても経営者とスタッフとでは
乖離があるものです。
この乖離を如何に無くしていくかは、日々のコミュニケーションの
積み重ねが大きいです。
坂井先生ご講演2.jpg
先日、医経統合実践塾で素晴らしいご講演をして下さった
坂井耳鼻咽喉科の坂井先生は、日頃からスタッフ様と
よくコミュニケーションを取られています。
「スタッフに自分の気持ちを伝えるためには、まずは
自分がスタッフの気持ちを知らないといけないと思った」
と、ご講演の中でおっしゃっていましたが、その姿勢を
スタッフ様も感じ取られるからこそ、常勤、非常勤、そして
職種に関わらず、診療時間中はもちろん、診療時間外でも、
「どうしたらもっと医院が良くなるか?」
と、考えられているのです。
私もとても背筋が伸びる思いで、坂井先生のお話を
聴かせて頂きました。
私自身がまだまだ十分に出来ている訳ではありませんので、
日々精進と言い聞かせ、頑張ります!
この内容がクリニック経営の学びや気付きになられましたら、
ぜひ「いいね!」や内容のシェアをよろしくお願い致します!
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