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クリニック経営ブログ

「人生の約束」を観て思うこと

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クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 整形外科 皮膚科 歯科クリニック等の
経営コンサルタント 根本和馬です。
人生の約束.JPG
先日、映画『人生の約束』を観てきました。
予告編はこちらです。

「コンサルティングが無い日=休日」
という訳ではなく、コンサルティングが無い日には、
セミナー準備や、連載の原稿執筆、新規事業の進行具合の確認、
新商品の開発・・・など、やる事がたくさんあります。
とは言うものの、気分転換も大切です。
読書もそうですが、私にとって映画鑑賞は、
大切な気分転換のひとつです。
あらすじを見て「これは今の自分に必要な映画では?」
と思いました。
この映画に登場する人は、皆「優しい」です。
それが観終わった後の、爽快感に繋がるのかなと思います。
この作品は富山県の新湊が舞台になっているのですが、
主人公が東京と新湊を何度か行き来します。
その中で、登場人物から「何で新湊に来たの?」と問われ、
竹野内豊さん扮する主人公が
「何でかな?考えてなかった。俺は今まで動きながら考えてきた。
まず動く。そこから考える。
アイツ(主人公の友人で、一緒に会社を創業した。この友人が
亡くなった事から、物語が展開していきます)は、違った。
アイツは、まずじっくりと考える奴だった」
と答える場面があり、それが強く印象に残っています。
私はこの主人公の感覚が良く分かります。
じっくり考えてから動き出すよりも、まずは動く。
そして動きながら、改善を繰り返していく。そんなイメージです。
おそらく見る人が見たら「もっと考えて、行動すれば
良いのに」と感じるでしょう。
きっとこのブログを定期的に読んで下さっている、
意欲的な先生も、
「この主人公のセリフ、よく分かるっ!」
と、膝を叩いたのではないでしょうか(笑)
結果的にこの主人公は、じっくり考えるタイプの共同経営者に対して、
「お前はいつから、そんな保守的になった」と、この友が会社を
去るように仕向けていくのです(映画では、その場面は描かれていませんが)。
たぶん、この両者の関係で言えば、互いの意見が異なる時、
自らの意見を正当化して、ぶつけ過ぎるのではなく、相手の
意見を受け入れ合うというのが正解なのだと思います。
しかし、人間は常に正解を選択出来る訳ではありません。
頭では「こっちの方が正しいだろうな」と思っていても、
その人の甘さ、弱さ、ダークサイドによって、間違った方向に
進んでしまう事があります。
この映画は「本当に大切なものは、失ってから分かる」
という、重要なメッセージがありますが、大切なものの殆どは
そこにいる(ある)のが当たり前だからこそ、
それに対して普段は感謝しにくいです。
この主人公にとって大切なものは友人なのですが、
友人だけでなく、家族、一緒に仕事をする仲間、健康・・・。
どれも普段はそこに当たり前にいるものであり、それは同時に、
失って初めて大切さに気付くものでもあるのです。
「失って初めて大切さが分かるんだったら、普段から
感謝してれば良いんじゃない?」と思うかも知れませんが、
それが難しいから、人は悩み、苦しむのです。
悩み、苦しむ状態は「憂う」と表現する事も出来ます。
でも考えてみれば「人」は「憂」う事によって、次第に
「優」しくなるのではないでしょうか。
この映画に登場する人は、皆「優しい人」でした。
「私ももっと優しい人になります!」なんて掲げる事は
出来ませんが、人の痛みや苦しみ、悲しみを共に共有出来る
優しさは、これから年齢を重ねていく中で、少しずつでも
身に付けられたらと思います。
色々な気付きを得る手段として、読書も良いですが、
映画からもたくさんの事が学べますね。
この内容がクリニック経営の学びや気付きになられましたら、
ぜひ「いいね!」や内容のシェアをよろしくお願い致します!
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