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クリニック経営ブログ

院長は新人スタッフに何を望んでいるか?

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
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現在、前職で勤務している頃から講師を担当させて頂いている、
歯科医院新人スタッフ育成塾の真っ最中であったり、弊社が
新たなメンバーを募集しているという事もあり、今日は
「新人スタッフに対して、院長(経営者)が何を望んでいるか?」
についてお伝えします。新人スタッフ向けに書きますので、もしよろしければ、
このページを印刷して、読んで頂くと良いかと思います。
新人スタッフ(以下、あなた)に対して、院長が望んでいる事を
端的にお伝えすると、それは「辞めないこと」です。
あなたを雇用するにあたり、院長は様々な事を考えています。
・どの求人媒体に広告を出そうか?
・広告予算はいくら位にしようか?
・求人媒体にどんなメッセージを載せようか?
・応募から面接、採用の流れはどのようにしようか?
・面接では応募者に何を質問しようか?
・面接は誰が担当しようか?
・面接日、時間はいつが良いか?
・もし今回の求人に応募が無い場合、どんな手をうつか?
まず前提として、院長は毎日の診療だけで大変忙しい立場です。
診療に加え、採用活動だけでも、これだけの事を考えたり、
業者の方とやりとりするのです。
それに加えて、スタッフから「先生、機械が壊れました」と
報告があれば、また違う業者ともやりとりしますし、競合クリニックに
患者様が流れていかないように、差別化を図るなどの経営者としての
活動もあります。
いわば「野球チームにおいて、エースピッチャーでありながら、
4番バッターを務め、なおかつ、監督としてチームをまとめる」
という程、多忙を極めるのが院長という立場なのです。
そんな中、あなたが入社しました。
院長にとって、待ちに待った採用です。
院長が如何に時間とエネルギーを使い、あなたを雇用したか、
上記までをお読み頂ければ分かると思います。
ですから、あなたが「辞めたい(辞めます)」と言った時、
院長のショック度はあなたが想像している100倍以上だと
思って間違いないです。それ位、ショックです。
言わば、あなたがずっと恋焦がれていた男性とようやく交際が始まり
「これからどこに遊びに行こうかな」「誕生日やクリスマスには
こんなものを贈りたい」など、ワクワクした気持ちの中、
ある日突然「俺、やっぱり別れたい」と言われたら、どうでしょうか?
かなりショックなのではないでしょうか。
何かのご縁があって入社した職場です。
ぜひ「簡単に辞めない」を胸に刻んで、これから働いて下さい。
この内容がクリニック経営の学びや気付きになられましたら、
ぜひ「いいね!」や内容のシェアをよろしくお願い致します!

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