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クリニック経営ブログ

とある本屋で開店と同時に多くの女性客が駆け込んだ理由は?

こんにちは、根本和馬です。

ある日、午前10時開店の本屋に9時55分頃に行った時の出来事です。

既にドアの前には5~6人の女性が並んでいました。

人気芸能人の写真集でも買うのかと思いきや、開店と同時に女性たちは一目散に、マンガのコーナへ。

そのマンガとは『東京リベンジャーズ』。

ひとまず全巻読んでますが、私の中で今作のジャンルは“ヤンキーマンガ”です。

※それぞれの解釈があろうかと思います。あくまで私はそう思っているということです。批判はご勘弁を(笑)

ちなみに私世代における“ヤンキーマンガ”とは

・特攻(ぶっこみ)の拓
・カメレオン
・湘南純愛組(後のGTOですね)

などがそれに該当しますが、これらの作品を買うために女性が並ぶことなど想像も出来ません。

時代は流れ、まさかヤンキーマンガをゲットするために女性たちが開店と同時に店内を駆け込むようになるとは…。

しかし、よく見ると“東京”リベンジャーズであるのに“北海道”“兵庫”“沖縄”となっているではありませんか。

「おー!なんだこれは!」と思いつつ、女性たちは平積みの本を何冊も手に取り、

「はい、これはある」「これは無い」「あ、持ってる」「あーこれどうしようかな」

などと言っているではありませんか。

ちなみにこの間、女性たち以外に男性は私ひとりだけです。

傍から見ていたらアイドルグループを引率している男性マネージャーに見えたかも知れません(笑)

「そもそもなんだこの“北海道”“兵庫”“沖縄”は!?」とスマホ片手にググってみると、なんと新刊発売を記念して、こんなキャンペーンをやっているではありませんか。

漫画『東京卍リベンジャーズ』キャラクターがご当地方言で喋る地域限定広告「日本リベンジャーズ」第2弾が開催! イラストカードがもらえるキャンペーンなども実施

詳細は上記サイトを見て頂けたらと思いますが、要するに新刊の付録として特製47都道府県イラストカードがついてくる、というキャンペーンです。

女性たちはこのカードの中で、お目当てのキャラクターをゲットする、もしくは全種コンプリートするために東リベコーナーに駆け込んでいたのです。

しかもツイッター上では

「●●のカード持ってます。○○と交換してくれませんか?」

などのやり取りが盛んに行われているではありませんか!

ちなみに本屋開店からここまでの時間約10分ですが、思わず「(売り方が)エグい!※良い意味で」と声に出してしまいました(笑)何人かの女性が振り向いたことは言うまでもありません。

このキャンペーンを実施することで、東リベの新巻が爆発的に話題になりますし、前述したようにカード47種類をコンプリートするために、同じ作品を47冊買うファンも出てくる訳です。

マンガの売り方って、こんなに進化していたのですね。これは相当驚きました。

更に女性たちに巻き込まれるような形で、なんと私も“熊本リベンジャーズ”を買ってしまいました(笑)

元々マイキー(キャラ名)推しなのもそうですが、47カードの多くはこれまでの作品の表紙がそのままカード化している中、このマイキーは表紙になっていないので新鮮だったかというのが熊リベを購入した理由です。

裏にはこんな感じで、キャラクターのセリフを方言に変えています。これは人気が出る訳です。

開店同時の本屋から、ここまで色々学べることが出来るとは思いませんでした。やはり「事件は現場で起きている」ですね。

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