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クリニック経営ブログ

2ヵ月の助走期間

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
2012年.jpg
私のクライアント様では、10月末頃までを目安に
来年の目標を立てましょうという話をしています。
多くの人が目標を立てて仕事をしていない中で、目標を持って
仕事をしている人でも、その殆どはその年になってから「今年の
目標はどうしようかな?」という事を考えています。
しかし私は「10月末までには、来年の目標を立てましょう」
とアドバイスをしています。
なぜその年になってからではなく、前年のうちに来年の目標を
立てる事が大切なのでしょうか?
それは「10月末から12月末までの間で、来年の目標達成のために
準備するから」です。つまりその2ヶ月間は、来年更に高く飛ぶための
助走期間なのです。
2012年というスタートラインに立ってから走り始める人と、
2011年10月末から走り続けている人と、どちらが2012年を
スタートダッシュ出来るでしょうか?
2ヶ月前から目標達成のために準備するために、
前年の2ヶ月前には目標を決める事が大切なのです。
さて、こちらのブログを読まれている方は如何ですか?
現時点で、2012年の明確な目標がありますか?
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スピード!スピード!スピード!

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
これまで三桁を超えるクリニック、診療所経営のアドバイスを
してきましたが、院長やスタッフという個人的な単位でも、
クリニックという組織的な単位でも、
「行動が早い」
というのは、成果の出る人(組織)の共通項である事は
間違いありません。
この辺りは先日9月23日に開催された「医経統合実践セミナー」の
ゲスト講師である亀田隆明先生のおっしゃっていた、亀田メディカルセンターの
モットーのひとつでもある
「Do&Think」
に通じるものがあります。
もちろん何でもかんでも考えずに行動すれば良いというものではありませんが、
しかし確実に言えるのは、やってみなければ何も分からないという事です。
行動出来ない人というのは、頭の中で色々と考えてしまい、
「こういう場合は難しい」
「こういう時に大変そうだ」
「こうなったらどうしよう」
と、出来ない理由、失敗する要因がたくさん思いつき、
行動に移す事を恐れてしまいます。
しかし同じ行動をしていれば、同じ結果がしか出ないのは
医院経営に限った事ではなく、多くの物事について言える事ですし、
換言すれば、行動が変わって初めて、結果も変わってくるという事です。
よって、私達はあらゆる面において、これまでよりも結果を
出す(結果を変える)ためには、必然的に行動を変えていく必要がある
という事ですし、その行動を変えるタイミングは、早ければ早い程
良いという事です。
「患者数が伸び悩んでいる」
「業績が低迷している
「スタッフがコロコロと入れ替わる」
「一向に患者さんからのクレームが減らない」
「スタッフが何度も同じミスを繰り返す」
など、医院経営においてはあらゆる問題が起こります。
その問題の渦中にいる際中は、出口の見えないトンネルの中を
走り続けるようなものだと思います。
スピード.jpg
しかしそのトンネルの中を、全速力で駆け抜けた時、
この写真のような出口(問題解決)が見えてくるのです。
先日再読した楽天の三木谷さんの本にも、何度も「スピード!スピード!」
と書かれていました。
「明日やろう」「そのうちやろう」ではなく
「今すぐやろう!」の繰り返しで、人も組織も今まで以上に
成果が出るのです。
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死してなお市場を動かす男

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
スティーブジョブズ.jpg
マッキントッシュ、iPod、iPhone、iPadなど、
業界地図を大きく塗り替える程のインパクトを持った製品を
次々とこの世に生み出してきたアップル社の設立者であるスティーブ・ジョブズが
先日この世を去りました。56歳でした。
ウィキペディアの「国の平均寿命リスト」におけるアメリカ合衆国の
男性の平均寿命は76.9歳との事なので、如何にジョブズの死が
早過ぎるものだったかが分かります。
出典:ウィキペディア「国の平均寿命リスト」


しかしジョブズの死後、改めて思うのは「自分がこの世を
去った時に何が残せたかで、自分の価値が決まるのではないか」
という事です。長生きというのも、ひとつの価値だと思いますし、
おそらくジョブズもそれを願ったのだと思いますが「どれだけの年月
生きてきたのか」というよりも、前述したように「何をこの世に
残したのか」という方が、遥かに価値が高いと、私は思うのです。
そういう意味では、56歳というあまりに早過ぎる天才の死は、
多くの人に悲しみを与えましたが、ジョブズは最期の瞬間、
「俺は自分の人生を生き抜いたぜ!」
と思ったのではないかと、(私の願望も含めて)勝手に
そう、思っています。
ちょっとだけ調べたのですが、確信は得られませんでしたので、
真偽の程は定かではありませんが、10月中旬に発売になる
「iPhone 4S」の「4S」は単なる「4」のアップグレード版
という意味合いではなく、危篤状態のジョブズに対する復活の願いと
最大の敬意から「for Steve」という意味合いで「4S」と
名付けられたなんてエピソードも、如何にジョブズが多くの人々に
影響力があったかが分かります。
ちなみにこのエピソード、全くのでまかせだったとしたら、
それはそれで、このエピソードを思いつき、全世界に拡げた最初の
人物は凄いと思いますし、これが真実だとしたら、どう考えても
「iPhone 4S」と発表する事で、周囲は「5」を期待していた
訳ですから、株価下落や顧客離れは予想出来る中で、ジョブズに対する
思いを曲げることなく「4S」を貫いたアップルという会社は
本当に凄いと思いますし、ジョブズはそれだけ多くの人に愛されていたのだと
感じます。
死してなお、これだけ多くの人に影響を与え、市場を動かす力のある
ジョブズのように、いつかは私もなりたいと思っています。
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【番外編】「ばんぶう」10月号が発売になりました!

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
ばんぶう表紙.JPG
毎月連載させて頂いている日本医療企画出版の「ばんぶう」の
10月号が発売になりました!
今月も「終礼」について取り上げています。
私のクライアント様では終礼をやられているクリニック、診療所が
殆どですが、全国的には未だ終礼をやられていない医院も
たくさんあると思います。
終礼は「その日の診療をチーム全体で気持ち良く
締めくくる」という結果を得るためにも、とても有効な
手法だと思いますので、ぜひ「ばんぶう」に書かれている内容を
参考にしながら実践して頂ければと思います。
ぜひやってみて下さい!
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USPを行動に移す

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
前回「USP(独自のウリ、強みのこと)を明確にし、
それを様々な媒体で打ち出す事が大切である」とお伝えしましたが、
それよりも何よりも大切なのは
「打ち出したUSPに沿った取組みを実施する」
という事です。
言葉だけではなく、実際に行動に移す事で、
そのUSPは真実味を帯び、患者様に認知されたり、
プラスの口コミを生み出す事に繋がるのです。
そういう意味では、例えば現在「予防歯科」を打ち出している
歯科医院は多くありますが、実際に院長はじめスタッフが
3ヶ月から半年に1度、定期検診を受けている歯科医院は
実際にどれ位あるのでしょうか。
言葉として掲げている歯科医院と、そこで働く者が
実際に行動に移している歯科医院と、果たして「予防歯科」が
患者様に認知され、拡がっていくのは、どちらの歯科医院か、
言うまでもなく後者であると思います。
USPを明確にする、そしてそれを行動に移す。
ぜひ「うちのクリニック、診療所のUSPを行動に移すとしたら、
どんな事が出来るか?」を問い掛けてみて下さい。
塗り絵.jpg
ちなみに私の眼科クライアント様の中で、小児眼科に力を
入れている眼科クリニックがありますが、そこでは小さいお子様が
退屈しないように、待合室に塗り絵を置いています。
このような取組みも、USPを行動に移す事の一例ですね。
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USPの重要性

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
一蘭.jpg
先日都内でコンサルティング際、お約束の時間まで
余裕がありましたので、「一蘭」(ラーメン屋)に久しぶりに
行きました。
確か初めて行った一蘭は福岡だったと思いますが、
その時の衝撃たるや、今でも記憶に残っています。
おそらく多くの人が一度は一蘭に行った事があると思いますが、
行った事の無い方のために簡単に説明しますと、一蘭はようやく
一人分が座れるスペースの両隣はパーティションで区切られており、
必然的に一人で黙々と食べる形になります。
こうする事で「一蘭の味と向かい合って下さい」という
メッセージが顧客に伝わります。
それが浸透する事によって「一蘭と言えば、あの一人で黙々と
食べるラーメン屋」とか「両隣が区切られているラーメン屋」
という、普通のラーメン屋との差別化が図られるのです。
この「差別化」を専門的には「USP(Unique Selling Proposition)」
と表現するのですが「長所」「独自のウリ」などと表現しても
大差は無いと思います。
このUSPは、クリニックや診療所でも大切な考え方です。
「当院は他のクリニック、診療所と何が違うのか?」
「数あるクリニックや診療所の中で、当院の特徴は?」
「何故、他のクリニックや診療所ではなく、当院に来て欲しいのか?」
これらのメッセージをホームページや医院パンフレット、
小冊子など、あらゆる媒体を通じて伝えていくのです。
それによって「○○クリニックと言えば・・・」という口コミが
患者様の中で起こるのです。
では自院のUSPをどのように見つけるのが良いのでしょうか?
院長が明確なUSPを持った上で開業しているなら、
そのUSPを発信されるのが良いと思いますが、もしUSPを
考えずに開業されている場合に、オススメの手法が、ミーティングの時間を
使って、スタッフに
「患者様にとって、うちのクリニックに来院するメリットって
何だと思いますか?思い付くだけ書き出してみて下さい」
というワークを行うことです。
※もちろん院長とスタッフの間に、ある程度信頼関係が構築
されている事が前提です。「スタッフルームでは、院長や医院に
対する不平・不満・愚痴・文句のオンパレードである」「殆ど
スタッフとコミュニケーションを取る事は無い」というクリニックで
このワークを実施しても、あまり良い意見は出てこないかも知れません。
このワークによって、院長自身も気付いてなかった自院の長所や
独自のウリ、患者様が当院に来院するメリットなどを発見出来る事が
あります。ぜひ、やってみて下さい。
これは医療業界に限りませんが、これだけあらゆる業種が
過当競争になっている現代において、残れる企業というのは
「あれも、これも、それも、何でも出来ます」
という企業ではなく
「あれは出来ません、これは出来ません、しかし、それについては、
どの競合他社にも負けない絶対的な強みがあります」
という企業です。
ぜひ、自院のUSPを見つけ出し、それを多くの媒体で
発信してみて下さい!
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分院展開成功の条件 その2

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
さて、前回の続きです。
分院展開で成功する上で、以下の要因が欠かせません。
1.Drが育っている
やはりクリニック、診療所は医師ありきで成り立つ業種です。
理事長、院長が素晴らしくても、分院長、勤務医の質が低ければ、
その分院は「質が低い」と評価されてしまいます。
よって分院展開を成功させるためには、質の高い
勤務医の採用、教育が不可欠です。
入社当初から院長の診療を見せ、積極的にコミュニケーションを取り
「当法人はこのような思いで診療しているんだ」という事を
繰り返し伝える事が大切です。
2.既存スタッフの質が高い
「クリニック、診療所は医師ありき」と前述したものの、やはり
クリニック、診療所は少数で構成されている組織であり、更に
スタッフひとりひとりの能力の高さが、医院の結果として表れます。
ここで言う「能力の高さ」とは技術的な高さだけでなく、
「人間的魅力」や「医院理念や診療方針をどこまで理解
しているか」という能力の高さも問われます。
そのような能力の高いスタッフが、新人を
育成していく流れを構築していく事が分院展開成功には
欠かせません。
3.人材(優秀であれば尚良し)が採用しやすい
分院展開となれば、ある程度のマンパワーは必要になります。
採用しやすいクリニックであるかどうかは、とても大切です。
採用しやすいクリニックであるかどうかの重要要因は
ズバリ「立地」です。
もちろん「近いから」「通いやすいから」という理由を重要視する
スタッフの中には、質の低いスタッフも少なくありませんが、
やはり現実的には上記理由が職場選びの大きなポイントである事は
間違いありません。
それに加えてホームページで「当院で働く事で、このような
成長が出来る」「こんな人材と一緒に働きたい」というのを
明確に打ち出し、応募者には予めそのメッセージを読むのを
促す仕組みにする事が大切です。
4.新患数、一日来院人数がキャパシティオーバーの状態である
「良い立地が見つかったから」という理由で分院展開する場合も
あると思いますが、より安定した分院展開を実現するなら、まずは
本院の新患数、一日来院人数の限度が近づき「これ以上、当院では
診切れない」という状態である事が、更に望ましいです。
「最初は小さく始めて、徐々に規模を大きくしていく」は
全てのビジネスに共通したセオリーです。
5.直接診療にタッチせず、医院間を行ったり来たりする事の
出来る人材がいる
規模が大きくなればなる程、院長の目が行き届かなくなっていきます。
そのため、院長以外に本院と分院を行ったり来たりして、
法人全体の状態を把握出来る人材が必要です。
このような人物を「事務長」と想像される院長も多いかと思いますが、
もちろん優秀な事務長が既に働いているようなクリニック、診療所であれば
事務長にチェックしてもらえば良いと思いますが、事務長がいない場合には
院長夫人や、チーフスタッフのような人を、法人全体の
総括者として任命するのも一案だと思います。
ぜひ今回お伝えした内容を、今後の分院展開に
お役立て下さい!
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分院展開成功の条件

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
先日、私のクライアント様が3医院目をオープンしました。
本当におめでとうございます!
実は私のクライアント様でグループ医院が3医院になるのは
初めての事ですので、そういう意味でも感慨深いものがあります。
分院展開するという事は、より多くの雇用の機会が
生まれるだけでなく、その法人が目指す医療を、より多くの
患者様に受けて頂く事が出来るという意味でも、
大変有意義なものです。
このクライアント様の更なる飛躍を願うと共に、
その責任を私も担っておりますので、更に精進を重ね
どんどんレベルアップしていきます!
さて、今回は分院展開についての話ですが、
どのようなクリニック、診療所でも分院展開する事を
必ずしも目標とすべきかというと、私は決してそんな事は
無いと思っています。
様々な要因を熟考の上「当院は小さくても強い組織を創るぞ!」
という信念の下、そのようなクリニック、診療所を創る事が
出来たとしたら、それはそれで立派な成功の形だと思います。
では、分院展開が成功する上で、どのような要因が
欠かせないのでしょうか?私は少なくとも、以下の5つの
条件は不可欠であると考えています。
1.Drが育っている
2.既存スタッフの質が高い
3.人材(優秀であれば尚良し)が採用しやすい
4.新患数、一日来院人数がキャパシティオーバーの状態である
5.直接診療にタッチせず、医院間を行ったり来たりする事の
出来る人材がいる
ひとつひとつの細かい解説は、また次回にお伝えします。
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「金額」と「限定販売」の効果

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
実は私は中学生の頃から「午後の紅茶」のストレートを
愛飲しています。
特に夏場は自宅の冷蔵庫に500mlペットボトルが
最低4~5本は入っています。
そんな午後の紅茶が今年の6月27日に希少茶葉を
用いた「午後の紅茶 パンジェンシー」

を発売しました。
この商品の最大のキモは、茶葉のクオリティもさる事ながら、
「金額」と「限定販売」だと私は思います。
ちなみにこの商品はストレートティーとミルクティーが
それぞれ1リットルの紙パックに入っているのですが、何と
値段は2,100円です。
つまり単純に考えると1リットルの紅茶が1本
1,000円で売られているのと同じことです。
スーパーなどで1.5リットルの紅茶が200円以下で
売られている事を考えると、この「午後の紅茶 パンジェンシー」は
通常の紅茶よりも10倍近く高い金額で売られているという事になります。
しかしこの商品、あっという間に売り切れてしまったのです。
その理由が2つめのキモに挙げた「限定販売」です。
これが「午後の紅茶に新商品が発売!6月27日から
通常店頭販売開始!」という広告だったら、ここまでの反応は
無かったと思います。
「10,000セットをインターネット限定販売!」というメッセージが、
顧客の購買意欲を湧き立てたのだと思います。
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そんな私もネットサーフィン時にこの商品の存在を知り、即時購入しました。しかも2セットです。
冒頭に書いたように私はストレート味が好みなので、
ミルクティーの方はメンバーに差し上げました。
メンバー曰く「上品な味だった」との事です。
ちなみにストレートティーも、甘ったるくなく、
上品な味でした。高級な味に感じたのは価格を知っているからでしょうか(笑)
特に自費診療に力を入れているクリニック、診療所の場合には
・治療の価値、効果を伝える
・期間限定、人数限定での施術となる
という事を織り込んでみては如何でしょうか。
医療ですので「売った」「儲けた」という事が全面に出るのはどうかと
思いますが、それでも医療従事者側が「この治療は良い治療だ」と信じている
治療技術に対して、その価値を伝えるという事は、非常に大切な事だと
私は思います。
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あなたにとって”暗闇”とは?

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
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今日は久々のオフという事もあり、以前から行きたいと思っていた
今話題の暗闇エンターテインメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」
(以下、ダイアログ)に行ってきました。
ダイアログ・イン・ザ・ダークについての詳細はこちらです!


このダイアログを簡単に説明すると、
ほぼ完全と言っても良い暗闇を、盲目の方が使われている
白い杖のようなもの(正式名称は白杖(はくじょう)と言います)を
用いて、視覚以外の感覚を使って空間内を体験する
アトラクションです。
このアトラクションには「アテンド」という案内者が
いるのですが、このアテンドは視覚障がい者なのです。
日常では視覚障がい者が健常者の肩や腰を掴んで、
寄り添って歩くイメージがありますが、このアトラクションにおいては
その立場が完全に逆転します。
(私の感覚では)特にこの1年位の間に、参加者の高い満足度と
口コミが口コミを呼び、満席となる回もかなり増えているようです。
例えば女優の南果歩さんも舞台の役作りのために
ダイアログに参加されたり、映画化もされた『悪人』の著者、
吉田修一氏もダイアログについてエッセイに書いたりと
芸能人、著名人の間でも話題のアトラクションなのです。
私が今回ダイアログを体験して最も感じたのは
「障がいって何なんだろうな?」という事です。
私のような(眼が見えるという意味では)健常者にとっては、
眼が見えなくなるなどという事は、絶望的でしかなく「生きていく
意味や希望を失ってしまうのではないか?」と思いがちですが、
アテンド達を見ていると、決してそのような絶望感や悲壮感をそこまで
感じなかったのです。
よくマンガや小説、テレビなどで「眼が見えなくなっている分、聴覚や
嗅覚など、別の感覚が鋭敏になる」というのは、私は本当なんだなと感じました。
と言うのはアトラクションの中で、アイスを食べる場面があるのですが、
このバニラアイスの濃厚なこと。
これは何もこのダイアログでしか食べられない特別な銘柄のアイスではなく、
コンビニなどで普通に売っているハーゲンダッツのバニラ味なのです。
もちろん私もこれまでに何度か食べています。
しかしハーゲンダッツのバニラ味がここまで濃厚だと思ったのは、
初めてです。見えていないだけに、他の感覚が鋭敏だったのだろうと
思います。
最後にアンケートに「あなたにとって”暗闇”とは?」という
問いがあるのですが、そこに私は
「想像以上に、絶望的ではない世界」
と書きました。
それにしても、とても貴重で素晴らしい体験が出来ました。
このようなアトラクションが世の中に受け入れられ、多くの人が
参加しているというのは、本当に素晴らしいと思います。
ぜひ皆さんも機会がありましたら、ぜひ参加されてみては
如何でしょうか?
特に眼科で働くスタッフには、院外研修の一環として
参加してみるのも、とても面白いと思います。
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