今年の第1回ラストは札幌会場です。
第1講座は他の会場同様、私から「実践塾ってこういうセミナーです」というアナウンスと、プロフェッショナルとして結果を出し続けるために不可欠な「仕事観」についてお伝えしました。
この「仕事観」を、院長先生だけでなく、多くのスタッフ様がご理解し、実践されるクリニック様程、医経統合が実現し、長い間繁栄し続けるのです。
続いて第2講座、今回のゲスト講師は、札幌市北区ご開業 どう歯科クリニック様の堂真道先生と理佳さんご夫妻です。
堂ご夫妻とは独立前からご面識があり、この札幌会場は
「北海道にクリニック経営のセミナーが無いので、ぜひ実践塾を札幌で開催して欲しい!」
という堂ご夫妻の熱いラブコールで、実現しました。
札幌会場開催まで、どう歯科クリニック様は名古屋会場(2018年までは、名古屋でしか開催しておりませんでした)に、多くのスタッフ様とご一緒に参加されてましたので「遠くから来て頂いてありがたいな」と毎年思っておりました。
堂先生のお話の中には「え!それは初めてお聴きしました」という内容も多く、改めて「人には誰でも歴史があり、その歴史を知ることはとても大切である」ということを認識しました。
芸術家であったおじい様のお手紙が、後に堂先生を歯科医師へと導かれたエピソード、とても感動しました。
堂先生が前半お話された後は、理佳さんにバトンタッチ。理佳さんはマネージャーという立場で、クリニック様に関わってらっしゃいます。
「院長夫人がクリニック経営に関わるのは、是か非か?」
というのは、結構話題になるテーマです。
院長先生のお考えがありますので、一概にこれが正解ということはありませんが、理佳さんの素晴らしい点のひとつは、
久々にクリニックにお顔を出されたと思ったら、受付カウンターをつーっと人差し指で撫で「これ、お掃除はどうなっているのかしら?」という言動・雰囲気がまるで無い、ということです。
そう考えますと、「院長夫人がクリニック経営に関わるのは、是か非か?」は「関わる(つまり、スタッフ様に色々指摘をされる等)のでしたら、クリニックのことはしっかり把握された方が良い」のは間違いありません。
日によって来たり・来なかったりで、来たと思ったら指摘をいくつかして帰る、みたいな振る舞いはスタッフに不信感を抱かせます。
その意味で、理佳さんは「院長夫人」という雰囲気を全く感じさせず(とても良い意味で)、堂先生とスタッフ様の間を見事に取り持ってらっしゃいます。
堂先生が参加されている技術系以外のセミナーには、可能な限り参加(実践塾も毎年参加して下さっています)されているということからも、堂先生の思いを深く汲み取ろうとされる姿勢がとても伝わってきます。
堂先生のお話後半戦で私がとても印象に残っているのは、ラストでお話された「私の夢」」という内容であり、その夢とは
「親子で働く職場になりたい」
です。
一見「なんだ、そんなことか」と思いがちですが、それは決して簡単なことではありません。
堂先生は、第2回のゲスト講師である竹田歯科クリニック様にご見学に行かれた際、親子で働かれるスタッフ様を目の当たりにされ、とても感動され「うちもそうなりたい」と思われたとのことです。
そんな「素直さ」も、堂先生の魅力のひとつです。
堂ご夫妻のご講演を後方から拝聴し、改めて「素敵なご夫妻に実践塾を応援して頂けて、とても幸せだな」と感じました。
堂先生・理佳さん、素晴らしいご講演を本当にありがとうございました!ぜひこれからも実践塾札幌会場をご声援の程、よろしくお願い致します!
また、当日は2週前に博多会場で素晴らしいご講演をして下さった大河内先生と、奥様のかおりさんが応援に駆け付けられました。
「どう歯科クリニック様は、かつて名古屋会場に参加されていた」と前述しましたが、そのご縁で両ご夫妻のご親交が生まれたのです。
「オンラインで応援しています」とのやり取りが事前におありだったようですが、まさかのご本人達登場には、堂ご夫妻も大変驚かれていました。
堂ご夫妻のスタッフ様への愛
大河内ご夫妻の堂ご夫妻様への愛
そして両ご夫妻の実践塾を盛り上げようという愛
色々な愛に包まれた素晴らしい空間となりました。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます!