2019年6月16日(日)、名古屋にて『クリニックプロフェッショナル
スタッフ研修2019』を開催しました!
日々の診療だけでもお忙しい中、貴重なお休みを使ってご参加頂いた院長先生、スタッフの皆様、本当にありがとうございました!
今年も当初予定していた50名を超える方にお申込み頂き、急遽枠を更に増加することとなりました。
これだけ多くの方にお申込み頂けたという事は、それだけ、院長先生が日々のスタッフ教育に悩まれている証拠でもあります。
おひとりでも多くのスタッフの方が「このセミナーに参加して良かった!」と感じて頂けたら、嬉しいです。
第1部は、根本から『医療業界のこれから』についてお話させて頂きました。
クリニックで働く殆どのスタッフは「これから医療業界はどうなっていくのか?」という事知らないまま仕事をしています。
医療業界も常に変化していかなければ衰退の一途を辿ることになります。
そうならない為にも、スタッフ一人一人がクリニックに対して価値を提供し、結果を出す必要があります。
その為には自発的に常に「どうすれば良いか」を考え、取り組めるようにならなければなりません。
これからの人生100年時代を迎える中で、80歳まで「人財」でいなければならない時代であり、辞めるなんて選択肢はないのです。
是非、自分の価値を高め続けていただきたいです。
第2部は、兵庫県 神戸市ご開業 医療法人社団 まつだ内科
管理栄養士 高島 里美さんにご登壇して頂きました!
まつだ内科様への在職期間は約1年半にも関わらず、院長の松田先生からは「クリニック全体の流れをほぼ把握しており、当初予定していなかった在宅医療での栄養管理を任せているだけでなく、自身の隣で医療クラークとしての役目を完璧にこなしてくれている」と、高い評価を得られています。
いつも通りの自分を見て頂きたいという事で、クリニックでのユニホームを着用されて、お話下さいました。
患者様に対する対応、診療報酬請求など入職して困ったことや、イベントなどを開催した際の失敗から得られた経験など、新人スタッフ様の目線でお話下さりました。
また、自分で感じている医院に対する問題意識を自分の中だけで処理するのではなく、スタッフ全員で情報共有することによって、「この問題を指摘したら、私がそれを何とかしなきゃいけなくなる」という躊躇いや悩みも無くなるという、自身が抱いた正直なお気持ちもお話下さり、私自身も 勇気を振り絞って、発言する重要性について改めて考える時間となりました。
最後、根本との即興対談時に「なかなか、行動出来ないスタッフがいたらどのようにアドバイアスしますか」という質問に対し、「ロッカールームトークをお勧めします」とお答え頂けたのが印象に残っています。
ロッカールームで他のスタッフとの会話の中で「これを実践しようと思うんだけど、どう思う?」と言うふうに、宣言し、行動に移さなければならない状況にする事によって、自身の行動へと繋げるという意識の高い高島さんらしいお言葉でした。
ご入社間もない新人スタッフ様はもちろん、ご経験を積んだベテランスタッフも「初心に戻る」という意味で、高島さんのお話から多くの刺激を得ることが出来たと思います。
高島さん、素晴らしいご講演ありがとうございました!
続いて、第3部は根本より『80歳まで人財であるための仕事観の確立』の後編でした。
その中で目標設定についてもお話させて頂きましたが「あなたの5年後の目標を教えて下さい」という質問に答えられるスタッフは殆どいません。5年後どころか1年後の事さえも考えていないのが現状だと思います。
これからプロフェッショナルとして輝くためには「将来、自分はこうなりたい」「そのために、今はこれに全力で取り組もう」という姿勢が必要です。
自らが仕事を楽しむためにも「良い目標を立てる」事が大切であり、それをいつまでにやるのかを明確にする事によって「作業」から「仕事」へと変える事が出来ると思います。
今回ご参加頂いたスタッフ様が、クリニックとって、「人財」となり、ご活躍されることを期待しています。頑張って下さい!
『更にプロフェッショナルとしての階段を上りたい!』というスタッフ様は、クリニカルコンシェルジュ協会主催の「クリニカルコンシェルジュ養成講座」にご参加下さい!
残席も残りわずかとなっております。お早めにお申し込み下さい!
https://clinical-concierge.jp/seminar/
ちなみに私、芝田が動画を教育に活用した「クリニック教育システム確立コンサルティング」を担当させて頂いており、こちらも既に多くの院長先生にお申し込み、お問い合わせを頂戴しております。
「うちのクリニックも新人教育に動画を活用したい!」というクリニック様はぜひ医経統合実践会 事務局にお問い合わせ下さい!