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セミナーレポート

クリニック経営セミナーレポート

医経統合実践塾2014 第2回

5月26日(日)に弊社のメインセミナーである「医経統合実践塾2014」の
第2回を開催しました。
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医経統合実践塾ではゲストの皆様に宿題があるのですが、事前にご提出頂いた
宿題を共有するのが、第1講座の特徴です。
宿題の共有に加えて、私のクライアントで取り組まれている事などを
お伝えしていると、あっという間に時間が過ぎます。
私は結構時間はきっちりしている方だと自覚していますが、
どうしても「この事例も取り上げたい!あとこれも!」と
欲張っていると、時間が延長してしまいます。
そんな訳で10分程、予定よりも押してしまいました。
ゲストの皆様、申し訳ございません・・・。
しかし!
クリニックにおいて、これだけ具体的で、診療科目に問わず
即実践出来るノウハウが集まるセミナーは、医経統合実践塾が
No1だと自負しております。
今回の他院様の事例をご覧になって、ゲストの皆さまのモチベーションが
更に上がられた事を感じますので、第3回にはより多くの、そして、素晴らしい
内容の宿題が集まる予感です!本当に今から楽しみです。
そして!
今回のゲスト講師は「行動科学マネジメント」を多くの業界に広められている
石田淳先生にお話頂きました。
石田先生ご講演中.jpg
私がこのメソッドに初めて出会ったのは、もう6~7年以上前ですが、
最初に出会った時から「これはスタッフ教育のためのマニュアルや
カリキュラムに役に立つ考え方だ!」と確信しました。
それからまず自身がセミナーに参加したり、石田先生の著書を
ほぼ全て読むなどして、学びを深めました。
そのような歴史がありますので、今回、自社開催セミナーで
石田先生をゲスト講師にお招き出来て、本当に嬉しかったです。
石田先生と2ショット.jpg
石田先生、素晴らしいお話をありがとうございました!
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第3講座は今回の実践塾第2回のメインテーマである「教育」について
私からお話しました。
そもそも”教育”には、日常業務を指導する「やり方教育」と
仕事に対する考え方を高める「あり方教育」の2種類があり、
そのどちらもが大切なのです。
石田先生のご講演をスペシャルヴァージョンで実施しましたので、
私の講座時間が短くなり、多少、早口な場面もあったかと思いますが、
とにかく伝えまくりました。
今回の講座によって、新人がこれまでよりも短期に、更にレベル高く
成長されるお手伝いが出来たとしたら、とっても嬉しいです!

医経統合実践塾2014 第1回

弊社のメインセミナー「医経統合実践塾2014」が
今年もスタートしました!
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これまでご参加頂いている院長先生が「めっちゃ、人が増えてますやん!」
と驚かれる程、今年はご参加される方が多く、これまではゆとりを持って
会場のレイアウトを作っていましたが、今年はかなりキツキツな感じです。
しかしそれだけ多くの方にご参加頂けているという事で
会場内も熱気に溢れ、時折実施して頂く演習も、非常に
盛り上がり、これから第4回までに向けて、どんどんレベルアップ
される可能性を感じました。
福岡先生講演.jpg
今回のゲスト講師は、愛知県東海市ご開業 ふくおか耳鼻咽喉科の
福岡敏先生にお話頂きました。
福岡先生は、とにかく素直に何でも実践される先生です。
「結果の違いは行動の数」と言う言葉が、これ程までに当てはまる
先生はいらっしゃらないのではないか?と思う位、コンサルティングで
お伝えしている内容やセミナーで聴かれた事を次々と実践されます。
今回の90分間に渡るご講演の中で、採用、教育、スタッフモチベーションアップ、
増患手法、患者満足向上手法について、実に100近くの実践事例を挙げて下さいました。
しかし、ふくおか耳鼻咽喉科様も最初からこれだけ素晴らしい
医院だった訳ではありません。そこには多くのご苦労がありました。
福岡先生はそれに逃げずに真正面から向かい合い、「とにかく実践する!」
という姿勢をスタッフ様に示されたからこそ、この3年間でマイナスな
理由でやめたスタッフはほぼ0人という、素晴らしい結果を出されたのです。
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福岡先生、素晴らしいご講演をありがとうございました!
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福岡先生はボクシングをやられていますので、こちらはファイティングポーズです。
さすが福岡先生、決まってらっしゃいます!
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そして私からは今回のメインテーマである「採用」について
お話させて頂きました。
クリニックは少数のスタッフ数で構成される組織です。だからこそ
スタッフを厳選する姿勢が大切です。私は「採用は妥協しない」と表現しています。
そのようにして、医院の理念や取組みに共感したスタッフが増えれば
必ずは医院は発展します。ここで言う「発展」とは、業績の向上はもちろん、
離職率の低下も該当します。
第1回から大盛り上がりの実践塾2014。
第2回までの間にどれだけ成長されるか、とっても楽しみです!

医経統合実践塾2013 第4回

今年の医経統合実践塾もいよいよ今回で最終回となりました。第4回のテーマは「増患、マーケティング、ブランディング」です。
第1講座は第2、3回同様、ゲストからご提出頂いた実践事例をご紹介しました。今回も「白内障無料説明会」「読書感想発表会」「秋祭りイベントの実施」「ヒヤリハットレポートの活用」「院内BGMを定期的に変える」「採用サイトの作成」「開業5周年イベントの実施」「子供が生まれた患者様にサプライズプレゼント」「LINEはじめました」など、様々な先進的な取組みをご提出頂きました。
これだけ具体的かつ先進的な取組みを実施、共有しているセミナーは日本全国において、医経統合実践塾だけと自負しています。ゲストの皆様、今回も素晴らしい実践事例のご提出をありがとうございました!
続いて、第2講座は横浜市で眼科医院をご開業されている、医療法人社団ライト 理事長の荒井宏幸先生にお話頂きました。
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荒井先生は眼科医院を2医院、展開されているのですが、うち1医院は自費診療専門の医院なのです。
眼科クライアント様にお伺いすると、スタッフ様に「これから眼科は点数が下がって、更に厳しくなる」というお話をされる院長先生が多くいらっしゃいます。
このお言葉通り、おそらくこれから保険点数は下がる事はあっても、上がる事は無いと言って過言ではありません。その状況下で医業収入を維持、向上させていこうと思えば、
1.これまでより多くの患者数を診る
2.患者ひとりあたりの単価を上げる(自費金額を増やす)
3.患者ひとりあたりの来院頻度を増やす
概ね、これらの方法しかないのです。その中で「単価を上げる(自費金額を増やす)」という事を選択した場合、どのような考え方や行動をしていけば良いのか、荒井先生が具体的にお話頂きました。
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私が荒井先生のお話の中で、特に印象的だったのは、荒井先生のクリニックでは10年以上勤務されているスタッフ様が多数いらっしゃるとの事ですが、荒井先生は「家族のようにスタッフを大切にする」と、おっしゃっていた事です。診療科目や医療業界に関わらず、大切な考え方だと思いました。
荒井先生、素晴らしいお話をどうもありがとうございました!
そして第3講座は今回の実践塾のメインテーマである「増患、マーケティング、ブランディング」について、私からお話させて頂きました。
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・HPの重要性
・クリニックにおける最大の商品は院長
・「スタッフ紹介」の重要性
など、これらは氷山の一角ですが、「増患、マーケティング、ブランディング」が実現する考え方や実践内容を約90分に渡って、ノンストップでお話しました。
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今回の内容がゲストのクリニックの医経統合の実現に、少しでもお力になれたら嬉しいです!
来年の医経統合実践塾は名古屋で開催が決定しており、第4回でゲスト講師をお伝えしたところ、早くも多くの方から「来年も絶対に参加する!」「既にスタッフに声を掛けています」と、嬉しいメッセージをたくさん頂いております。
来年も多くの院長先生、スタッフ様と医経統合の実現に向けて学べる事を、医経統合実践会一同、心から楽しみにしております!
医経統合実践塾2014の詳細・お申込みはこちらです!

医経統合実践塾2013 第3回

8月25日(日)に品川にて、医経統合実践塾 第3回が
開催されました。
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第1講座は、参加者の皆さまからご提出頂いた「実践事例」について、
私からコメントさせて頂いたり、ご提出頂いた方に追加で解説して頂いたり、
「私のクライアント様で、このような取組みをしているクリニックがある」
という内容を、お話させて頂きました。
・眼科キッザニアの開催
・初診の患者様にお渡しする「初診パック」の作成
・休診日、診療時間外でも見込み患者を獲得する「院前ポスト」
・開業3周年記念として、医院ロゴの入ったどら焼きを贈呈する
・他院に見学に行く
・・・などなど、内科、眼科、耳鼻咽喉科などの医科クリニックで、
ここまで数多くの、そして、具体的な内容をご提出頂くセミナーは、
日本で唯一と自負しております。
続いて、第2講座はゲスト講師のお話です。
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今回のゲスト講師は、愛知県岡崎市ご開業、すまいる歯科の
理事長 山村洋志明先生にお話頂きました。
山村先生は日本でトップクラスの「スタッフのモチベーションを
上げる手腕」をお持ちの方です。
その証明として、ご開業8年間で「仕事がしんどい」「院長と合わない」
「他にやりたい事が見つかった」などの、いわゆるマイナスな理由で
辞めたスタッフが0人という驚異的な結果を出されています。
山村先生からは
・モチベーションとはコミュニケーションである
・スタッフひとりひとりの個性(GIFT)を見つけてあげる事の重要性
・ゆとり世代スタッフに、どのようにコミュニケーションを取れば良いのか?
・すまいる歯科さんで実践されている、モチベーションアップの取組み
などなど、90分間、アツくお話頂きました。
その結果、多くの参加者のアンケートに、山村先生のお話に対する
アツいメッセージが寄せられていました。
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山村先生、素晴らしいお話をありがとうございました!
続く、第3講座では私から「医経統合が実現しているクリニックの
モチベーションアップシステムはこうなっている!」というテーマで
お話させて頂きました。
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そこでも強調してお伝えしましたが、あらゆる手法が機能するためには、
「信頼関係」という名の土台が形成されている事が不可欠なのです。
現代のような情報化社会において
・スタッフの誕生日をお祝いする
・チームワーク強化のために合宿をする
・サンキューカードを渡し合う
・朝礼や終礼でグッド&ニューをやる
など、いわゆるノウハウやツールはいくらでも入手出来ます。
しかし、だからと言って、それらを活かせているクリニックは
殆どありません。何故なら、そこに信頼関係が確立されていないからです。
基礎工事が出来ていない家は、すぐに倒壊してしまうのと同じように、
様々な手法は「院長は私をしっかり認めてくれている」という信頼関係の下に
はじめて、効果を発揮するのだという事をお伝えしました。
今回のセミナーが、参加者の皆さまのモチベーションを少しでも
上げる事が出来たら嬉しいです!
尚、来年の医経統合実践塾は、名古屋で開催させて頂く事を
この日に発表しましたが、早速「来年も楽しみにしています!」
「名古屋になった事で、スタッフを連れて行けます!」などの
お言葉をいただき、とても嬉しかったです。
来年もぜひ多くの方々にご参加頂きたいです!

医経統合実践塾2013 第2回

今年の2月からスタートしている医経統合実践塾の第2回が5月26日に開催されました。
この実践塾の大きな特徴のひとつは「ゲストの皆様から実際にクリニックで取り組まれている事例を共有するために、宿題としてご提出頂いている」という点です。
ダイヤモンドの原石は磨かなければ単なる石です。しかしダイヤモンドは地球で最も硬い鉱物なので、ダイヤモンド以外のものでは磨く事が出来ないのです。
それと同じように、やはりクリニックの活性化も、それを目的とするクリニック同士だからこそ実現するのであって、それの具体的な方法として実践事例という形で、各クリニックで取り組まれている内容を共有し合うという事をしております。
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第1講座はゲストの皆様からご提出頂いた宿題に関して、私からコメントやアドバイスをさせて頂きました。
続いて第2講座のゲスト講師は「フロー理論」でお馴染みの辻秀一先生にお話頂きました。
フローという状態は決してすぐに習得出来るものではありませんし、また、ある日を境にフローになったというものでもなく、何か形に残るものではないだけに、変化が分かりにくい側面があるのも事実です。
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しかし辻先生もご講演の中でおっしゃっていましたが、フロー状態を理解、習得するためには、語学の習得と同じで、何度も繰り返し継続して学び続け、意識して、実践しようとするという姿勢が大切なのだと思います。
その繰り返しの中で、次第に自分の変化を自覚出来るようになるという事なのだと、今回の辻先生のご講演だけでなく、多くの著書を読んでの私の感想です。
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辻先生、この度は素晴らしいご講演をありがとうございました!
第3講座は今回のメインテーマでもある「教育」について、私のクライアント様の事例や弊社での取り組みをご紹介しながら、たっぷりお話させて頂きました。
せっかく良い人材の採用に成功しても「人材」を「人財」に育てられなければ採用システムの構築の価値は半減してしまいます。
そのために必要なのが「教育システムの構築」なのです。
今回は「やり方教育」と「あり方教育」という2つの観点から「教育とは何か?」についてお伝えしました。
今回の内容がゲストの皆様において、少しでも医経統合が実現するヒントとなりましたら幸いです!

医経統合実践塾2013 第1回

昨年からスタートした医経統合実践塾。
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凄く嬉しい事に、昨年ご参加頂いた医院様の殆どが継続してご参加されているだけでなく、今年はスタッフ様を一緒に連れてきて下さる医院様が増えました!
医経統合実践会は「スタッフが院長の目指す医院や診療レベルを理解し、その実現のために スタッフ全員で力を合わせ、院長、スタッフがキラキラと輝きながら仕事が出来る医院の創設」を目的にしていますので、医経統合実践塾のような、直接診療とは関係ないセミナーにスタッフにもご参加頂けるという事は、かなり医経統合が実現されていると言えます。
今回は年4回のうちの第1回という事もあり、第1講座は私から
「医経統合実践会のコンセプト」
「医経統合実践塾の目的」
「院長の3つの役割」
「有限資源である時間を有効利用する事の重要性」
「長期的な目標を掲げる」
などのお話をさせて頂きました。
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そして続く第2講座は、兵庫県で2医院を展開されている、梅岡耳鼻咽喉科クリニックの梅岡比俊先生にお話して頂きました。
梅岡耳鼻咽喉科クリニック様では
・iPadを用いた、患者様への病状説明
・チャットワークを使ってスタッフ同士で院内の情報を共有する
・患者様をご招待したハロウィンイベント
このような医科クリニックではかなり革新的・先進的な取組みをされています。
しかも、ただ実践されるだけでなく、スタッフ様がかなり高いレベルで「どうしたらもっと成果が出るか?」を考えながら、取り組まれているのです。
そのような結果が得られているのも、今回の梅岡先生のお話を伺って、深く納得する事が出来ました。
梅岡先生は、
・スタッフ様向けに週に1回「梅華通信」という発行物で、自分の思いを伝えている
・毎月総勢25名のスタッフ様おひとりおひとりの給与明細に「今月のあなたはこんなところが素晴らしかったですよ」というメッセージを書いている
このような素晴らしい取組みの数々をご継続されているのです。一言で言うと「覚悟」が決まってらっしゃるからこそ、これらの取組みが継続されているのだと感じました。
これは日々の診療業務だけでも忙しい院長にとって、かなり高いハードルです。しかし、それをまずはトップである院長が背中を見せて行動してらっしゃるからこそ、梅岡耳鼻咽喉科クリニック様のスタッフ様は高い意識でお仕事をされているのだと確信しました。
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そして第3講座は、私から今回のメインテーマである「採用」についてお話しました。
クリニックは一般企業のようにスタッフが数十人、数百人働いている訳ではなく、大体平均して10人程度の少数の組織です。だからこそ、職種や経歴に関係なく、スタッフひとりひとりの発言や行動が、そのままクリニック全体の結果に直結しやすい組織なのです。
だからこそ「採用は妥協しない」という姿勢が大切なのです。
「一次面接はスタッフに担当してもらう」など、具体的な手法の数々をお伝えしましたので、今回の講座がご参加医院様にとりまして、少しでも採用システムの強化に繋がれば嬉しいです!

医経統合実践セミナー2013

これまで「日本でいちばん大切にしたい会社」の著者である坂本光司先生、亀田メディカルセンターの亀田隆明先生というビッグゲスト講師をお招きして開催してきた医経統合実践セミナーも、今年で3年目を迎えました。
今年は、世界中で圧倒的なブランド力を誇るホテル「ザ・リッツ・カールトンホテル」の日本支社長を務めてこられ「リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間」をはじめ、多数の著書を出されている、高野登さんをゲスト講師にお招きしました。
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高野さんのお話では「研修の重要性」や「サービスとホスピタリティの違い」など、素晴らしいお話の数々がありましたが、私が特に印象に残っているのは、高野さんがご支援されてきた、ある関西の工場のお話です。
現場をご覧になった高野さんは「この会社が挨拶が元気が無い」と感じられたようで、社長はじめ経営幹部に「毎朝、経営陣は工場前に立って、元気よく挨拶しましょう」とアドバイスされたそうです。
そのアドバイスに対して、30~40分間の議論の末「正直、挨拶なんかで工場の業績が回復するのか分からないけど、まずやってみよう」という結論になり、その日から経営陣による積極的な挨拶が始まり、結果的に業績は向上したそうです。
高野さんのこのお話から学べるのは「凡事徹底の重要性」ではないでしょうか。
これまで多くのクリニックを見てきましたが、素晴らしい業績を上げているクリニックほど、
・元気よく挨拶する
・課題についての期限を守る
・キレイな院内を維持するために、役割分担通りに掃除が出来ている
・人の話を聴く際に、話し手の方を向いて、うなずきながら聴いている
・メンバーの悪口、陰口を言わない
などの些細な取組みをしっかり継続されているのです。
たかが挨拶ですが、されど挨拶です。
細かい点をないがしろにする組織に、大きな発展はありません。
高野さんは私達に「当たり前の事を高いレベルで当たり前にやる事の重要性」を教えて下さいました。
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続いて私からは患者様から高い満足度を得られているクリニックの事例をお伝えしました。
これからは更に競合クリニックが増えていく中で「繰り返し患者様にご来院頂く」「クリニックに対して満足度の高いファン患者を作る」「ファン患者が患者を紹介して下さる」という流れを構築していく事が重要です。
「別に困ってないから、今は新しい取組みはやらなくて良い」ではなく「今は困っていないけど、3年後、5年後、10年後にどうなるか分からないから、今、出来る事を全力で取り組もう、新しい取組みにチャレンジしよう」というクリニックが発展、成長していくのです。
今回のセミナーが、ご参加されたゲストの皆様にとって、ひとつでも多くの気付き、学びになったのだとしたら、とても嬉しいです。

医経統合実践セミナー2011

2010年9月23日にあの70万部を誇る大ベストセラー『日本でいちばん
大切にしたい会社』の著者である坂本光司先生をゲスト講師にお招きした
「医経統合実践セミナー2010」から早一年が経ち、今年も医経統合実践セミナーの
季節がやってまいりました。
今年は「日本でいちばん大切にしたい会社2」でも取り上げられている
医療法人鉄蕉会 亀田メディカルセンター 理事長 亀田隆明先生に
ゲスト講師をお願いしました。
ちなみに、去年坂本先生のご講演の中で
「日本でいちばん大切にしたい会社2では、どこかの医療機関を
取り上げようと思っていて、いくつかの病院にインタビューに行ったのですが、
亀田先生にお話を伺った際
“亀田先生が仕事をしていて最も大切にしている事って
何ですか?”
って質問したら、亀田先生が
“私はスタッフの命と生活を守るために仕事をしています”
っていう回答だったのです。
その回答を聞いて、私は亀田総合病院を
取り上げようと決めたんです」
とおっしゃっていのたですが、その内容を聞いて
「来年の医経統合実践セミナーのゲスト講師は亀田先生に
お願いしたい!」
と思っていましたので、今回亀田先生にゲスト講師を
お願い出来て本当に嬉しく思います。
これまで何百というクリニック、診療所を見てきて思う事は、
「組織は大きくなればなる程、トップのメッセージが
伝わりにくくなる」
という事です。だからこそ組織が大きくなれば、リーダーの
代弁者となるチーフ、主任のようなリーダースタッフが必要になるのです。
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亀田メディカルセンターでは、クリニック、診療所とは比べものにならない
規模の組織でありながら「日本でいちばん2」でも書かれていたように、
日本全国から「この病院に入院したい」と入院患者が相次いでいるのです。
「スタッフ数が増えていきながらも、医院理念やトップの思いは
どのようにしてスタッフに浸透しているのか?」
多くのクリニック、診療所を経営されている院長先生の
悩みのひとつだと思います。
上記内容について、亀田先生は
・とにかく何度も伝える
・まずリーダー自身が模範を見せる
・至る所に貼る
などの方法をお話されていました。
私も日々のコンサルティングの中で「組織はトップで99%決まる」
と痛感していますが、亀田先生のお話で更にその思いを強くしました。
亀田メディカルセンターでは
「Always Say”YES”」
「DO&THINK」
というモットーがありますが、これらモットーや理念を浸透させるためには、
まずはリーダーである院長自身が率先して行動で示す事が大切です。
亀田先生のお話から「まずリーダーが示す事の大切さ」を
再認識しました。
前例が無い中で電子カルテ化に取り組み、当初は巨額の赤字を
出されながらも、システムの構築に尽力されたお話からは、
成功者に共通する「まず、やってみる精神」を強く感じました。
正に「DO&THINK」です!
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私の方からは医経統合が実現する上で欠かせない
・採用
・教育
・スタッフのモチベーションアップ
・ブランド構築
についてお時間の許す限りお話させて頂きました。
この「採用」「教育」「モチベーションアップ」「ブランド構築」
については「医経統合実践塾」と題した来年通年制のセミナーで
更に深堀してお話していきます。
尚、医経統合実践塾は医科の先生と、歯科医院では私のクライアント様だけ
ご参加頂けるセミナーとなっております。
コンサルティングにご興味のある先生は、
こちらのページをご覧ください!


亀田先生、この度はお忙しいところ素晴らしいご講演を
本当にありがとうございました!
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医経統合実践セミナー2010

仕事柄多くの本を読みます。この1冊との出会いも
たまたま書店で手に取ったのがきかっけでした。
その本とは『日本でいちばん大切にしたい会社』。
この本が発売された時点で、著者である坂本光司先生を
私は存じ上げませんでしたので、著者の名前でこの本を
買ったのではなく、タイトルを見て
「いちばん大切にしたい会社って、どんな
会社なのかな?ちょっと読んでみるか」
程度の動機で読み始めました。
読み始めるやいなや、どんどん内容に引き込まれ、
猛烈に感動し、読み終わった時には
「自分のクライアントも、この本で取り上げられている
ような会社にしたい!」
と強く思い、著者プロフィールに坂本先生のメールアドレスが
書かれていましたので、この本の感想と「この本で紹介されている
会社のようになるには、どうしたら良いのか?」という質問を
メールしました。
尚、この本はその後政治家や芸能人などが各種メディアで取り上げ、
あっという間に口コミが拡がり、気が付けば70万部を売り上げる
大ベストセラーになりました。
それだけ反響の大きい本ですから、おそらく私のように
メールをした者も膨大な数に渡るでしょうし、その中の1通のメールに
返答は来ないかも知れないな、と殆ど期待せずにメールしたのですが、
何とメールをした数日後に
「一度大学に来て下さい」
との坂本先生のご返答が。
これは相当嬉しかったです。
そこで早速法政大学大学院にお伺いし、坂本先生に直接色々と
お話を聴けた事が「医経統合実践セミナー2010」を開催する事や、
同セミナーに坂本先生をゲスト講師にお招きした理由です。
「一冊との出会いが人生を変える」
という言葉がありますが、正にこの本との出会いは
私の人生を大きく変えました。
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セミナー当日は、従業員をはじめとする、会社に関わる
全ての人を幸せにしてこそ会社が発展するという事や、
経営理念を行動に表していく事の大切さを情熱的に伝えて下さいました。
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私からは医経統合の実現には不可欠な要素である
「採用」「教育」を中心に、クライアント様の事例を
踏まえながら、具体的な手法をいくつもお伝えしました。
この時お伝えした内容が、少しでもご参加医院の
医経統合の実現のお力になれれば幸いです。
尚、医経統合実践セミナーは医科の先生と、歯科医院では私のクライアント様だけ
ご参加頂けるセミナーとなっております。
コンサルティングにご興味のある先生は、こちらのページをご覧ください!


改めて、坂本先生、この度はお忙しいところ素晴らしいご講演を
本当にありがとうございました!
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セミナーレポート

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