1271

クリニックのブランド力を上げる

細部へのこだわりがブランドになる

今後益々増えるであろうクリニック業界の中で、増患という意味でも、採用という意味でも選ばれ続けるクリニックであるために大切なことは「自院をブランド化する」ということです。

「自院をブランド化する」とは「自院のこだわりを明確にし、打ち出す」ということになりますが、そのこだわりを細部まで行き渡らせることが出来るかどうかが重要です。

「神は細部に宿る」は、私が好きな表現のひとつですが、長く多くの人々に愛され続ける企業も人も、細部へのこだわりを大切にしています。

実は私はディズニーファンですが、ディズニーは細部へのこだわりの象徴のような企業と言えます。

※ちなみにどの程度のファンかと言いますと、例えば「●●味のポップコーンが食べたいなぁ」と言われたら、すぐに「あぁ、それならこの辺にあるから行ってみよう」と、地図を見なくても答えられる程度のファンです。伝わりましたか?(笑)

それこそディズニーの細部へのこだわりをひとつひとつ紹介していると、いつまで経ってもこの文章が終わりませんので、例えばひとつ紹介しますと、ディズニーシーの中で、圧倒的な人気を誇るアトラクション「トイ・ストーリー・マニア!(以下トイマニ)」があります。

基本的にディズニーシーは朝8時に開園しますが、開園と同時に、ほぼ90%以上の人はトイマニに向かいます。

そこでファストパスを取るか、その場で並ぶかは、その人達のその日のスケジュールによりますが、前述したように9割以上の人がまず駆け込む位に人気のアトラクションです。

もちろんこのアトラクション自体が面白いというのがありますが、細部へのこだわりのひとつとして、朝に行っても昼に行っても、キャスト(働いている人のことです)は、ゲストに対して「こんばんは」と挨拶します。おそらくアトラクションの設定自体が夜だからでしょう。

ぜひ今度トイマニに行かれた際は、キャストのゲストへの挨拶の仕方をよく聞いてみて下さい。真昼間に行っても、元気よく「こんばんは!」と声を掛けてくれることと思います。

たかが挨拶、されど挨拶です。そして私のようなファンは、このような細部へのこだわりに「やっぱ、すげーな」と魅了されるのです。

そして、そのような積み重ねがブランドとなり、近隣にクリニックが出来ても、そのクリニックが夜遅くまでや日曜日・祝日に診療してても、そちらに流れることが減るのです。

お申込み受付中

医経統合実践塾

ご相談はこちらから

045-548-4106

  1. ライン