私の本は医経統合実践会HPはもちろん、Amazonでも
取り扱われるようになりました。
『クリニック・マネジメント入門』のお申込みはこちらです!
実際の書店でのご購入となりますと、比較的規模の大きい書店でないと、取り扱っていないようです。詳しくは出版元である「医学通信社様」のこちらのページを参考になさって下さい。
「取り扱い書店一覧」はこちらです。
ぜひお読みになられた後は、Amazonのレビューに、どしどしご感想をお寄せ下さい!
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私の本は医経統合実践会HPはもちろん、Amazonでも
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私は生後2歳から喘息を発症し、非常に大変な幼少期を過ごしました(世の中には、もっと大変な中で生活されている方も多くいらっしゃると思いますが)。
「喘息」と言うと、年齢を重ねていく中で、自然と発作を起こす頻度も減り、病状も安定してくるイメージがありますが、私が最後に入院したのが二十歳である事を考えると、決して症状の軽い喘息ではなかったのではないかと思っています。
特に幼少期は発作を起こせば救急外来で吸入処置をし、それでも改善されなければ入院するという生活を繰り返していく中で「自分もいつか身体が弱くて困っている人の助けになりたい」と思うようになりました。
その思いは大学卒業後もずっと消える事は無く、大学卒業後、1年制の専門学校に通い「精神保健福祉士」の試験に合格し、その後、横浜にある精神科病院へ入社しました。
入社間もない頃から仕事に対する意識は決して低くなかったので、事ある毎に上司に対して「このように改善すれば、スタッフはモチベーションが上がるのではないか」という類のレポートを提出していました。しかしそれらのレポートによって医院の変革を起こすまでには至りませんでした。
それらの積み重ねの中で、次第に「医療業界は内部から変革を起こすのは非常に難しい。それであれば、外部から変革を促すコンサルタントのような立場を目指そう!」と目標を立て、2005年に前職のコンサルティング会社に入社したのが、クリニックや診療所の経営コンサルタントになった理由です。
クリニックを経営する院長は、医師であると同時に「経営者」でもあります。
よって経営を学ぶ事は必須です。
そして「経営」とは何を指すのかと言うと、私は
「マーケティング」と「マネージメント」だと思っています。
今回は「マネージメント」のオススメ書籍です。
3年位前に「何か良い人材教育の方法は無いか?」と教育方法を
探していた際に出会った「行動科学マネジメント」。
「性格」や「資質」などの、いわゆる”目に見えないもの”ではなく
行動という”目に見えるもの”に焦点をあてる教育方法は、目からウロコで
あった事を今でも憶えています。
行動に焦点をあてる事で、新人スタッフに対する指示や指摘も
より明確になりますので、院長、チーフスタッフにぜひ読んで頂きたい一冊です。
院長には「経営者」としての役割もあります。
よって「経営」を学んでいく事は必須になります。
ちなみに私は「経営」とは「マーケティング」と「マネジメント」と
定義しています。
マーケティングとは
・どうすれば新患が増えるか?
・どうすれば業績が上がるのか?
・どうすれば見込み患者が増えるのか?
・どうしたら自費率が増えるのか?
などを考え、その取り組みを実行する活動です。
マーケティングとは
・どうすればスタッフが早く育つのか?
・どうすればスタッフのモチベーションが上がるのか?
・どうすればスタッフの離職率を下げられるのか
・どうしたら良い人材が応募してくるのか?
などを考え、その取り組みを実行する活動です。
ちなみに今回のご質問は「マーケティングのオススメ本」ですが、
これまで「マーケティング」という言葉に馴染みのない方には、私はこちらの本を
オススメしています。
アリ地獄先生の「売らないのに売れる」秘密の授業 佐藤昌弘(著)サンマーク出版
物語調に書かれていますし、登場人物(正確には”人物”ではないのですが)が
昆虫だったり、魚だったり、興味を引くような内容になっていますので、
とても読みやすい本です。
ぜひ読んでみて下さい!