医経統合実践会のクリニック
経営コンサルティング
5つの特徴
2. 圧倒的なクリニック・マーケティング力を誇ります
医経統合実践会が提唱している「仕事で求められている3つの結果」の1つは「増患増収」です。これは主にコンサルティングや講演時にスタッフ様向けにお話することですが、
- 定期的に昇給して欲しい
- 昇給額は少ないより多い方が良い
- 賞与が欲しい
- 賞与額は少ないより多い方が良い
これらを実現するためには増患増収は不可欠です。そのためにはマーケティングは必須です。
マーケティングで重要なツールとなるのがホームページです。次第に医科クリニックでもしっかりとしたホームページを作るクリニックが増えてきましたが「取りあえず作って公開しました」的なホームページのところも、まだまだあります。
既に言い古された表現ですが、インターネット時代においてホームページが無いというのは論外で、コンテンツ(中身や内容)が充実していないホームページも、患者さんにとって対象外です。
また、現代においてはスマートフォン対応のホームページ、いわゆる「レスポンシブデザイン」であるかも必須です。医経統合実践会でホームページ製作をサポートさせて頂いているクリニック様が何軒かあり、それらの医院様のアクセス解析を見ると、ざっくりとした数字ですが、ホームページ閲覧数の70~75%がスマートフォンです。
よってスマートフォンで閲覧しやすいかどうかが重要です。
これらは「基本の“き”」でして、その他は、
- 院長先生の笑顔のお写真が掲載されているか
- 院長先生とスタッフ様の笑顔の集合写真が掲載されているか
- 診療時間、休診日、アクセスマップなどのユーザーがよく見るコンテンツが分かりやすい場所に設置されているか
- アクセスマップは分かりやすいか。アクセスマップ通りに進んだらしっかりクリニックに辿り着けるか
- 「初めての方へ」というコンテンツがあるか
- 例えば眼科クリニックの場合「白内障」「緑内障」「ドライアイ」「糖尿病網膜症」など、疾患毎に詳しく書かれたページがあるか
- 「無料メール相談」というコンテンツがあるか
※特に患者数を増やしたいクリニック様の場合は「無料メール相談」のコンテンツも有効です。 - 「よくあるご質問」というコンテンツがあるか
などなど、これらはあくまで氷山の一角で、ホームページは本当に奥が深いです。
更にホームページは「公開したらゴール」ではなく「公開後に内容を追加・修正し、充実させることで、アクセス数が増えるのに伴い、ホームページを閲覧して来院する患者さんが増えるという状態を実現してはじめて「結果が出た」と言えます。
また、ホームページでクリニックを探す多くのユーザーが、例えば「横浜市 眼科」「横浜駅 耳鼻科」「横浜 呼吸器内科」など「地名+診療科目」で検索するため、そのようなキーワードで検索した際に上位表示するための対策(SEO対策)も必要です。
※SEOとはSearch Engine Optimizationつまり「検索エンジン最適化」と言います。
ただし検索順位を決めているGoogleは検索順位を決める判断基準を大きく変えることがあり、数か月前までは主要キーワードで上位表示を実現していたのが、ある日を境に順位を大きく落とす、ということもあります。
このように検索順位に左右されっぱなしというのは、決して状態が安定しているとは言い難いですので、クリニック側が出来る対策として、クリニックのフェイスブックページやLINE@、インスタグラムの開設などの取り組みも有効です。
これらクリニックのSNS(social networking service)サービスを登録してくれる患者さんを増やし、クリニックから積極的に情報発信することで、ホームページの閲覧者を増やすという取り組みも大切です。
更に成果を出したいと考える場合には、PPC(Pay Per Click)広告も有効です。Yahooの「Yahooプロモーション広告」やGoogleの「Google広告」がそれに該当します。
PPC広告の欠点は「費用が掛かる」に加え「登録が大変」ということが挙げられますので、医経統合コンサルティングの中で、これらのPPC広告を院長先生に代わって登録することが多くあります。
しかしこれまで15年間のクリニック経営コンサルティングを通して実感することは、ホームページをはじめとした様々な手法やツールを用いることで、すぐに増患増収が実現する訳ではないということです。
いくらホームページを充実して、検索順位が上位になったとしても、ホームページを見て電話してきた方にぞんざいな態度を取ってしまっては、来院に繋がらないかも知れません。
同じように「素晴らしいホームページだな。このクリニックは良さそうだ」と、期待値を上げた患者さんが来院した際、受付で無愛想な態度をしたり、多くの患者さんをお待たせしているにも関わらず、スタッフ同士で過度な笑顔や私語があると「このクリニックはホームページは良いんだけど、全く中身が伴っていない」と、離れていく可能性があります。
やはり増患増収が実現するためには、スタッフの協力が不可欠なのです。