医経統合実践会のクリニック
経営コンサルティング
5つの特徴
1. 完全現場密着! 1日1クリニック様しか経営コンサルティングしません
いくら優れたノウハウであっても、そのクリニック様で実践されなければ、単なる「机上の空論」になってしまいます。私は実際に白衣を持参し、現場を見させて頂いたり、スタッフ様ひとりひとりと面談させて頂く中で「このクリニック様の現状ならば、ここまでは実施出来そうだな」という事を判断した上で、様々なノウハウ、手法をご提案致します。
後述しますが、医経統合実践会のコンセプトである「スタッフをクリニック経営に巻き込む」ことを実現するためには「クリニックのスタッフ様と医経統合実践会のコンサルタントの個人面談」と「院長先生、スタッフ様向けの医経統合ミーティング(大体毎回1時間程度のお時間を頂戴しております)」は不可欠です。
スタッフ様との面談や院長先生、スタッフ様に向けてのミーティングは、現場を分かっていないと受け入れて頂けません。一般的には「コンサルタント=外部から来た現場を良く分かっていない人」というイメージを持たれやすい中で、高い技術と誇りを持って日々患者さんと真摯に向き合われている先生、スタッフ様にアドバイスを受け入れて頂くためには「この人はちゃんと私達のことを分かってくれている」と思って頂くことが大切なのです。
クリニックで働く多くのスタッフは女性です。特に女性は「正しいか、間違っているか」という“論理”よりも「好きか、嫌いか」という感情で物事を判断・決断します(これが良い、悪いということではありません、念の為)。
コンサルタントは「アドバイスを実践して頂いてなんぼ」ですので、アドバイスを気持ち良く受け入れて頂く必要があります。
そのために前述した通り、白衣を着て
- どんな電話の出方をされているか?
- どのように診察券を受け取られているか?
- どのような名札を、どんな位置につけられているか?
- 診察券や保険証をどのような形で受け取られているか?
- 初診の患者さんにどのようなお声掛けが出来ているか?
- どのような問診票を使っているか?
- 患者さんを診察室や検査にお通しする際、どのようにお声掛けされているか?
- 患者さんに対して笑顔を向けているか?
- 診療中にスタッフ同士がどのような会話をされているか?
- 患者さん満足度の向上と、医療ミスを防ぐことを目的に、どの程度患者さんのお名前をお呼びしているか?
- 医師が患者さんとお話する際の様子はどうか?
- 診察が終わってから、お会計でお呼びするのにどれくらいの時間が掛かっているか?
- お待たせした患者さんに対して「お待たせしました」のお声掛けが出来ているか?
- どのような釣り銭トレーを使っているか?
- お釣りを渡す際、お札の向きはどうか?
- お会計中に患者さんから質問があった際、どのような対応が出来ているか?
- お会計の際、笑顔で患者さんを見送られているか?
- スタッフルームの使い方は適切か?
などのソフト面と、
- クリニック周辺にゴミや枯葉などが過剰に溜まっていたり、クモの巣がはっていないか?
- 受付カウンターにどのようなものが置いてあるか?
- 待合室のイスは座りやすいか?
- クリニックの掲示物の量は適切か?
- 待合室の雑誌や本の種類は患者さんのニーズに合ったものか?
- 患者さん用トイレは清潔に保たれているか?
- 患者さん用洗口コーナーは清潔に保たれているか?
- 洗口コーナーに置いてあるグッズは適切なものか?
- クリニック内にゴミや髪の毛が落ちていないか?スタッフがそれらに気付いているか?気付いているなら、それをしっかり拾っているか?
- 待合室の雑誌や患者さん用トイレを定期的にチェックする仕組みがあるか?
- スタッフルームはどのような空間か?
などのハード面と、両方の観点からクリニックをしっかり拝見しています。それらを踏まえた上で「現在のこのクリニック様に、どこまでのアドバイスが実践出来るか?」を考え、アドバイスさせて頂いております。
スキーの初心者をいきなり上級者コースに連れて行けば怪我をします。クリニック経営も同じです。既に院長先生とスタッフとの強固な信頼関係が作られているクリニックで取り組まれている内容は、そのまま他のクリニックで実践出来るとは限らないのです。
そのような考慮も無いまま「私がお伺いしている他のクリニック様は、このような取り組みをされていますので、ぜひ当院でも実施しましょう!」とアドバイスする行為は、前述した「スキーの初心者をいきなり上級者コースに連れて行く」という行為に繋がるかも知れません。
決してそのようなことが無いよう「現時点のこのクリニック様に実践出来る取り組みはどれか?」を、これまでの15年間(2019年3月現在)のクリニック経営コンサルティングで培った経験を基に、アドバイスさせて頂いております。
そのような姿勢のクリニック経営コンサルティングであるため、ひとつのクリニック様に注ぐエネルギーは非常に膨大になります。よって私は「1日1クリニック様の経営コンサルティング」という姿勢を貫いております。※無料(有料)経営相談や院内セミナーなどは除きます。