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クリニック経営ブログ

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マニュアルよりも大切なもの

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
マニュアル2015.07.jpg
皆さんのクリニックでも新人教育する上で、マニュアルの重要性を
日々感じていると思います。
この点は、私も賛成します。
現実的な話として「従業員(私はこの言葉は”従う者””言われた事を
その通りにやる者”みたいな意味に感じられるので、普段は使いませんが、
ここでは分かりやすく、敢えて使います)」という立場の人は、何かの理由で
職場を去ります。
もちろん私自身もうちのメンバーとは30年先まで
一緒に働いていきたいと願っています。
そして、余程私が嫌われていなければ、現時点では
うちのメンバーも
「色々と厳しい事もあるけど、成長を実感出来るし、働きやすい会社だから
出来るだけ長く働きたい」
と、感じてくれているのではないかと思います。
ところが、本人の意向とは別のところで、辞めざるを得ない事だって
十分に考えられますし、私だけでなく全ての経営者はそのようなリスクを
考えて、経営していかなければなりません。
そのように考えた時、いくら今の人材が素晴らしく、問題なく
業務が遂行出来ていたとしても、その現状に甘んじてはいけません。
具体的には、誰がいつどうなっても、明日も変わらない
仕事のクオリティが提供出来る環境を作らなければいけません。
それが「マニュアル」です。
しかし、ここが苦悩する点なのですが、内容の充実した
素晴らしいマニュアルがあれば、それで何の問題も無いと
言えるかと言うと、それはまた別の話です。
結局、マニュアルを使いこなすのは人間であり、そのマニュアルを
活かすも、活かさないも、その人次第なのです。
ですから、マニュアルがあるのは前提として、それと併せて
大切なのは、経営者が仕事のあり方もやり方も、繰り返し
何度も何度も伝える事です。
これは私が身を持って知った事です。
うちのメンバーがどれだけ受け止めてくれているかは、
メンバー次第なところがありますが、私が日々伝えているのは、
「”もし自分がそれをされたら(言われたら)どう思うか?”
をうちの会社の理念である”自分がされて嬉しい事を、相手にも
出来る会社を目指す”に則って考えて、仕事をして下さい」
という事です。
思えば、このようにメンバーにメッセージを伝えるためにも、
理念やヴィジョンと言うのは必要なのです。理念がある事で、
メッセージのブレが弱くなる(敢えて”無くなる”とは書きません)
のです。
そして、こういう事を何度も何度も
伝えていく必要があるのです。
そうすると、次第に「あ、伝わってきたのかな」と感じる瞬間があります。
実際に私もメンバーの成長を目の当たりにする度に、そう思います。
それまでは、ゴールの見えないマラソンを走るようなもので、
途方も無い事のように感じるかも知れませんが、ぜひ今日のブログを
読んで、おひとりでも多くの院長先生が「よし、頑張って伝えよう!」と
思って下さったら、とても嬉しいです。
———————————————————————–
【もうスタッフの評価で悩まない!】
「なんで、私がこの給与(賞与)なんですか?」
殆どの院長先生がスタッフから給与の事を言われるのは、
凄く嫌なのではないでしょうか?
評価制度をしっかり構築する事で、このようなお悩みから
次第に解放されていきます!

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帰社したら、誕生日ヴァージョンになってました!

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
先日、誕生日を迎えました。
当日はフェイスブックやメールなど、様々な形でとてもたくさんの方から
メッセージを頂きました。ありがとうございます!
既に「おめでとう」と言われる年齢でも無いと思っていましたが、
実際にお祝いの言葉をもらうと、とても嬉しいです。
当日、出張を終えて帰社すると、会社にメンバーからの
お祝いのメッセージが残されていました。
根本の誕生日.jpg
私は独立前の7年間で、実に様々なクリニックを見てきて、
「こういう事をすると(言うと)上手くいく(失敗する)」
という事を学んできており、独立後はそのような事に十分
配慮して、会社経営をしてきたつもりです。
それでも、この4年間でスタッフについて悩む事は
とてもたくさんありました。色々考え込みすぎて
眠れなくなった時も、何度もありました。
その時は辛くて仕方ありませんでしたが、そのような出来事から逃げず、
全力で向かい合った結果、今は非常に良いチームへと成長したと実感します。
本当にみんな、よくついてきてくれたなと思います。
メンバーの中には、在職中に神奈川から東京に引っ越す事になり、
通勤時間が片道90分以上掛かるにも関わらず「うちの会社が
好きだから」という理由で、今でも働いてくれている者もいます。
メンバーの中には私から厳しい叱責を受けていても、何とか
成長しようと努力し、パソコン教室にも通い出し、入社当時では
考えられない位のパソコンスキルを身に付けた者もいます。
メンバーの中には本当に細かい点によく気を配る事が出来、
整理整頓がとても得意で、更に非常に手先が器用で、このメンバーの
おかげで、物だけでなく人に対しても、すごくまとまる環境を
創ってくれた者もいます。
メンバーの中には、凄く素直で、先輩のアドバイスをどんどん
吸収し、私の指示やアドバイスにも迅速に対応してくれて
「こういう人財がいれば、うちの会社は大丈夫だ」と、私に
思わせてくれる、頼りがいのある者もいます。
メンバーそれぞれに個性、長所・短所があり、どのメンバーが欠けても
今のチームワークを実現するのは難しい、本当にかけがえの無い仲間です。
あと私が出来る事と言えば、メンバー達が更に成長を実感出来、
「やっぱり、うちの会社で仕事するのって、楽しいね!」と
感じてくれるような環境を創る事だけです。
私は経営者としてまだ3歳8か月。
まだまだ力不足ですので、これからも精一杯努力していきます!
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【”年末のボーナスは悩みたくない!”と思われている院長先生へ】
夏の賞与に伴うスタッフの評価では、色々と
お悩みになったのではないでしょうか?
賞与で悩まれないためにも、明確なスタッフ評価制度を
創られる事をお勧めします。
机上の空論ではなく、実際に少人数のクリニックにおいて運用可能な
評価制度を目指しましたので、ぜひご活用下さい!

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Apple Watchを買って、何が良かったのか?

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
先日、遂にApple Watchが届きました。
ウォッチ01.jpg
5月2日に注文し、届いたのが7月1日ですから、約2ヶ月も
手に入れるまでに時間が掛かりました。
注文してから最初の2週間位は、会社の宅配BOXが気になって
仕方ありませんでしたが、それ以降は注文している意識が薄れ、
時々、クライアントの院長先生が着けられているを見て、また
ソワソワし始める、というサイクルを繰り返していました。
そして遂に、運命の日を迎えました。
その日は午後からセミナーに参加する予定だったので
コンサルティングの予定を入れておらず、午前中は
社内にいました。
宅急便が届き、それに対応した弊社メンバーが「根本さん、
ヨドバシカメラから荷物が届きました」と、荷物を渡してきました。
私にはその”荷物届きました”の声が天使からの報告に
聴こえました(笑)
震える手を懸命に抑えながら、ひとつひとつ箱を開けていくと、
遂にApple Watchと感動の対面を果たしました。
まだ届いてから数日しか経っていませんので、機能自体は
色々いじっている最中ですが、もし私が現時点で誰かから
「Apple Watchの、どんな点が良いの?」と
聞かれたら、
「世界一ブランド力がある会社と言っても過言ではない
会社の製品を、約2ヶ月待って、遂に手に入れた事で
感じる満足感を得たこと」
と、答えます。
“時計が欲しい”という事でしたら、Apple Watchよりも
機能が優れた時計は、世の中にたくさんあります。
腕時計.jpg
例えば、Apple Watchは普段は画面が真っ黒な状態で、
上の写真のような、いわゆる”時計を見るポーズ”をすると、
画面に時刻が表示されます。
私はこの時刻が表示されるのが嬉しくて、お昼12時50分から
12時55分までの5分間に20回以上、腕を上げ下げして時刻を確認しました。
しかし、冷静になって確認すると、時計を見るポーズをしてから
画面に時刻が表示されるまでの間に、ほんの一瞬ですが、間があります。
もし”すぐに時刻を知りたいから、時計が欲しい”という
ニーズでApple Watchを買ったら、
「なんだよ!すぐに時刻が分からないじゃないか!」
と、Apple Watchに対しての満足度が下がります。
Apple Watchを買った人の中の何人かは
このように「時刻が表示されるのでタイムラグがあり、
若干イライラする」と思っているかも知れません。
しかしそれでも装着し続ける人と言うのは、そのデメリットを
上回る魅力を感じているのだと思います。
思えばその魅力こそが”ブランド力”なのです。
今回私は「時計」が欲しかったのではなく「スティーブ・ジョブズがこの世に
残したアップル社の製品」が欲しかったのです。
それがたまたま時計だったという話です。
サービス過多と言われる現代において「この会社でしか
手に入らないサービス」というものは殆どありません。
もちろんクリニックも例外ではありません。
そのような中で、
・自院は他のクリニックと何が異なるのか?
・自院が特に力を入れているものは何か?
・自院がどのような思いで診療をしているのか?
これらのこだわりを、様々な形で伝えていく事が大切です。
そのような積み重ねでブランドは次第に構築されるのです。
うちの会社アンリミテッドとアップル社は、その共通点と言えば、
社名に「ア」が入っている事しか無い位、今は雲泥の差がありますが、
創業者として、これからも情熱を燃やし続け、いつかは今の
アップルのようにお客様から
「医経統合実践会の製品だったら、何でも欲しい!」
と思われるような会社に成長したいと、Apple Watchを
身につけながら、決意を新たにしました。
ちなみに、最後に余談ですが、まだ私がApple Watchを持っていない時、
既に買われていたクライアントの院長先生に
「Apple Watchを買って良かった点は何ですか?」
とお聞きしたところ
「身に付けていると”あっ!先生、Apple Watchじゃないですか!
さすが先生ですね、行動が早いです!”と言われて、テンションが上がるのが
良かった点です」
と、お答え頂き、正直その時は「なるほど。そのようなものなのかな」
程度にしか思わなかったのですが、Apple Watchが届いた翌日の
コンサルティングで、コンサルティング後に院長先生に連れて行って頂いた
お寿司屋さんの板前さんに
「あの・・・もしかしてその時計って、まさか・・・。凄い!
Apple Watchじゃないですか。実物を初めて見ましたよ!」
と言われた時に、前述したクライアントの院長先生のおっしゃっていた事が
凄くよく分かりました(笑)とてもテンションが上がりました。
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【クリニックのブランド力を向上させるためには、スタッフが輝く事が大切です!】
そもそも、クリニックのブランド力が向上するためには、そこで働いている
スタッフがキラキラと輝く事が不可欠です。
スタッフがキラキラと輝くために必要なもの。
それは「明確な評価制度」です。

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