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クリニック経営ブログ

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「やる気」ではなく「仕組み」で改善する

医経統合実践会では、新人教育の一環として、試用期間中の新人に毎日業務日誌を書いて貰う事をお勧めしています。

業務日誌を始めたクリニックから、たまに「新人に”今日の分の日誌は?”と聞くと”忘れました”って言って、持ってこないんですよ」というお悩みを聞く事があります。

この時、院長先生や先輩スタッフは「明日にはちゃんと持って来てね」「しっかり毎日提出しないとダメですよ」と言う事が多いです。

しかしこの「ちゃんと」とか「しっかり」と言うのが曲者です。それこそ、その指示が新人に”しっかり”伝わっていない事があります。

そのような形よりも有効なのは「試用期間中の日誌提出量が60枚以上になったら、常勤になるためのテストを受けられる」などの仕組みを作ることです。

これは「日誌を毎日出さない」というのは、イコール「常勤になれない」という事です。

このような仕組みにする事で、日誌提出に対する意識が上がり、毎日出すようになります。換言すれば、このような仕組みにしても尚、提出しないという事は、その新人はクリニックに合わない可能性がありますので、試用期間終了と同時に、きちんと労働基準法に則って、辞めて頂くというのが良いと思います。

これは「良い」「悪い」ではなく、その人材がそのクリニックには合わなかったという事であり、違うクリニックでは成長するかも知れないのです。

合わない者同士が無理に仕事を続ける事は、お互いに不幸になります。
だからこそ、試用期間というのは非常に重要な期間という事ですね。

人が成長する時

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科などの医科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
「人が成長する時は、どんな時か?」
仕事柄、毎日のように考えています。
もちろんこの問いへの答えはひとつではありません。
そして、その答えは、これからの経験によって変わるかも
知れません。
しかし、現時点で私が確信しているのは、人が成長する時
というのは、
「新しい取組みに挑戦した時」
です。
私を含めて、多くの人は新しい取組みをやる事に
不安になります。
「本当にそんな事が出来るのか?」
「そんな事やって、一体、どんな意味があるんだろう?」
「そこまでやらなくても良いんじゃないか」
「そもそも忙しいのに、新しい取組みなんて出来ない・・・」
「それは自分には難しい事だ」
そんな言葉を言い訳にして、つい挑戦から逃げてしまう事があります。
もちろん私も過去を振り返れば、逃げてきた事もあります。
しかし、そこから逃げずに、それに挑戦した時、
それが成功するか失敗するかはともかくとして、
「やったぞ!」という実感を持てるのではないでしょうか。
そしてそれが成功した時、成功体験は自信となり、自分自身はもちろん、
他者から見て「この人は凄い!」「こんな人になりたい!」と目標にされたり、
憧れられたりするのではないかと思います。
業績が右肩上がりや、スタッフのモチベーションが上がり、
離職率が下がるなどの成功を収められているクライアントの院長先生ほど、
このようにおっしゃいます。
「現状維持は、衰退しているのと同じ」
だと。
これからもコンサルタントとして、経営者として、挑戦していきたいと思います!
そして、挑戦し、成功体験を積めるクライアント様をどんどん増やしていきたいと思います。

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