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クリニック経営ブログ

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【番外編】「ばんぶう」10月号が発売になりました!

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
ばんぶう表紙.JPG
毎月連載させて頂いている日本医療企画出版の「ばんぶう」の
10月号が発売になりました!
今月も「終礼」について取り上げています。
私のクライアント様では終礼をやられているクリニック、診療所が
殆どですが、全国的には未だ終礼をやられていない医院も
たくさんあると思います。
終礼は「その日の診療をチーム全体で気持ち良く
締めくくる」という結果を得るためにも、とても有効な
手法だと思いますので、ぜひ「ばんぶう」に書かれている内容を
参考にしながら実践して頂ければと思います。
ぜひやってみて下さい!
最新の情報はフェイスブックで投稿中です!
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医経統合実践セミナー2011

2010年9月23日にあの70万部を誇る大ベストセラー『日本でいちばん
大切にしたい会社』の著者である坂本光司先生をゲスト講師にお招きした
「医経統合実践セミナー2010」から早一年が経ち、今年も医経統合実践セミナーの
季節がやってまいりました。
今年は「日本でいちばん大切にしたい会社2」でも取り上げられている
医療法人鉄蕉会 亀田メディカルセンター 理事長 亀田隆明先生に
ゲスト講師をお願いしました。
ちなみに、去年坂本先生のご講演の中で
「日本でいちばん大切にしたい会社2では、どこかの医療機関を
取り上げようと思っていて、いくつかの病院にインタビューに行ったのですが、
亀田先生にお話を伺った際
“亀田先生が仕事をしていて最も大切にしている事って
何ですか?”
って質問したら、亀田先生が
“私はスタッフの命と生活を守るために仕事をしています”
っていう回答だったのです。
その回答を聞いて、私は亀田総合病院を
取り上げようと決めたんです」
とおっしゃっていのたですが、その内容を聞いて
「来年の医経統合実践セミナーのゲスト講師は亀田先生に
お願いしたい!」
と思っていましたので、今回亀田先生にゲスト講師を
お願い出来て本当に嬉しく思います。
これまで何百というクリニック、診療所を見てきて思う事は、
「組織は大きくなればなる程、トップのメッセージが
伝わりにくくなる」
という事です。だからこそ組織が大きくなれば、リーダーの
代弁者となるチーフ、主任のようなリーダースタッフが必要になるのです。
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亀田メディカルセンターでは、クリニック、診療所とは比べものにならない
規模の組織でありながら「日本でいちばん2」でも書かれていたように、
日本全国から「この病院に入院したい」と入院患者が相次いでいるのです。
「スタッフ数が増えていきながらも、医院理念やトップの思いは
どのようにしてスタッフに浸透しているのか?」
多くのクリニック、診療所を経営されている院長先生の
悩みのひとつだと思います。
上記内容について、亀田先生は
・とにかく何度も伝える
・まずリーダー自身が模範を見せる
・至る所に貼る
などの方法をお話されていました。
私も日々のコンサルティングの中で「組織はトップで99%決まる」
と痛感していますが、亀田先生のお話で更にその思いを強くしました。
亀田メディカルセンターでは
「Always Say”YES”」
「DO&THINK」
というモットーがありますが、これらモットーや理念を浸透させるためには、
まずはリーダーである院長自身が率先して行動で示す事が大切です。
亀田先生のお話から「まずリーダーが示す事の大切さ」を
再認識しました。
前例が無い中で電子カルテ化に取り組み、当初は巨額の赤字を
出されながらも、システムの構築に尽力されたお話からは、
成功者に共通する「まず、やってみる精神」を強く感じました。
正に「DO&THINK」です!
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私の方からは医経統合が実現する上で欠かせない
・採用
・教育
・スタッフのモチベーションアップ
・ブランド構築
についてお時間の許す限りお話させて頂きました。
この「採用」「教育」「モチベーションアップ」「ブランド構築」
については「医経統合実践塾」と題した来年通年制のセミナーで
更に深堀してお話していきます。
尚、医経統合実践塾は医科の先生と、歯科医院では私のクライアント様だけ
ご参加頂けるセミナーとなっております。
コンサルティングにご興味のある先生は、
こちらのページをご覧ください!


亀田先生、この度はお忙しいところ素晴らしいご講演を
本当にありがとうございました!
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医経統合実践セミナー2010

仕事柄多くの本を読みます。この1冊との出会いも
たまたま書店で手に取ったのがきかっけでした。
その本とは『日本でいちばん大切にしたい会社』。
この本が発売された時点で、著者である坂本光司先生を
私は存じ上げませんでしたので、著者の名前でこの本を
買ったのではなく、タイトルを見て
「いちばん大切にしたい会社って、どんな
会社なのかな?ちょっと読んでみるか」
程度の動機で読み始めました。
読み始めるやいなや、どんどん内容に引き込まれ、
猛烈に感動し、読み終わった時には
「自分のクライアントも、この本で取り上げられている
ような会社にしたい!」
と強く思い、著者プロフィールに坂本先生のメールアドレスが
書かれていましたので、この本の感想と「この本で紹介されている
会社のようになるには、どうしたら良いのか?」という質問を
メールしました。
尚、この本はその後政治家や芸能人などが各種メディアで取り上げ、
あっという間に口コミが拡がり、気が付けば70万部を売り上げる
大ベストセラーになりました。
それだけ反響の大きい本ですから、おそらく私のように
メールをした者も膨大な数に渡るでしょうし、その中の1通のメールに
返答は来ないかも知れないな、と殆ど期待せずにメールしたのですが、
何とメールをした数日後に
「一度大学に来て下さい」
との坂本先生のご返答が。
これは相当嬉しかったです。
そこで早速法政大学大学院にお伺いし、坂本先生に直接色々と
お話を聴けた事が「医経統合実践セミナー2010」を開催する事や、
同セミナーに坂本先生をゲスト講師にお招きした理由です。
「一冊との出会いが人生を変える」
という言葉がありますが、正にこの本との出会いは
私の人生を大きく変えました。
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セミナー当日は、従業員をはじめとする、会社に関わる
全ての人を幸せにしてこそ会社が発展するという事や、
経営理念を行動に表していく事の大切さを情熱的に伝えて下さいました。
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私からは医経統合の実現には不可欠な要素である
「採用」「教育」を中心に、クライアント様の事例を
踏まえながら、具体的な手法をいくつもお伝えしました。
この時お伝えした内容が、少しでもご参加医院の
医経統合の実現のお力になれれば幸いです。
尚、医経統合実践セミナーは医科の先生と、歯科医院では私のクライアント様だけ
ご参加頂けるセミナーとなっております。
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改めて、坂本先生、この度はお忙しいところ素晴らしいご講演を
本当にありがとうございました!
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USPを行動に移す

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
前回「USP(独自のウリ、強みのこと)を明確にし、
それを様々な媒体で打ち出す事が大切である」とお伝えしましたが、
それよりも何よりも大切なのは
「打ち出したUSPに沿った取組みを実施する」
という事です。
言葉だけではなく、実際に行動に移す事で、
そのUSPは真実味を帯び、患者様に認知されたり、
プラスの口コミを生み出す事に繋がるのです。
そういう意味では、例えば現在「予防歯科」を打ち出している
歯科医院は多くありますが、実際に院長はじめスタッフが
3ヶ月から半年に1度、定期検診を受けている歯科医院は
実際にどれ位あるのでしょうか。
言葉として掲げている歯科医院と、そこで働く者が
実際に行動に移している歯科医院と、果たして「予防歯科」が
患者様に認知され、拡がっていくのは、どちらの歯科医院か、
言うまでもなく後者であると思います。
USPを明確にする、そしてそれを行動に移す。
ぜひ「うちのクリニック、診療所のUSPを行動に移すとしたら、
どんな事が出来るか?」を問い掛けてみて下さい。
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ちなみに私の眼科クライアント様の中で、小児眼科に力を
入れている眼科クリニックがありますが、そこでは小さいお子様が
退屈しないように、待合室に塗り絵を置いています。
このような取組みも、USPを行動に移す事の一例ですね。
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USPの重要性

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
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先日都内でコンサルティング際、お約束の時間まで
余裕がありましたので、「一蘭」(ラーメン屋)に久しぶりに
行きました。
確か初めて行った一蘭は福岡だったと思いますが、
その時の衝撃たるや、今でも記憶に残っています。
おそらく多くの人が一度は一蘭に行った事があると思いますが、
行った事の無い方のために簡単に説明しますと、一蘭はようやく
一人分が座れるスペースの両隣はパーティションで区切られており、
必然的に一人で黙々と食べる形になります。
こうする事で「一蘭の味と向かい合って下さい」という
メッセージが顧客に伝わります。
それが浸透する事によって「一蘭と言えば、あの一人で黙々と
食べるラーメン屋」とか「両隣が区切られているラーメン屋」
という、普通のラーメン屋との差別化が図られるのです。
この「差別化」を専門的には「USP(Unique Selling Proposition)」
と表現するのですが「長所」「独自のウリ」などと表現しても
大差は無いと思います。
このUSPは、クリニックや診療所でも大切な考え方です。
「当院は他のクリニック、診療所と何が違うのか?」
「数あるクリニックや診療所の中で、当院の特徴は?」
「何故、他のクリニックや診療所ではなく、当院に来て欲しいのか?」
これらのメッセージをホームページや医院パンフレット、
小冊子など、あらゆる媒体を通じて伝えていくのです。
それによって「○○クリニックと言えば・・・」という口コミが
患者様の中で起こるのです。
では自院のUSPをどのように見つけるのが良いのでしょうか?
院長が明確なUSPを持った上で開業しているなら、
そのUSPを発信されるのが良いと思いますが、もしUSPを
考えずに開業されている場合に、オススメの手法が、ミーティングの時間を
使って、スタッフに
「患者様にとって、うちのクリニックに来院するメリットって
何だと思いますか?思い付くだけ書き出してみて下さい」
というワークを行うことです。
※もちろん院長とスタッフの間に、ある程度信頼関係が構築
されている事が前提です。「スタッフルームでは、院長や医院に
対する不平・不満・愚痴・文句のオンパレードである」「殆ど
スタッフとコミュニケーションを取る事は無い」というクリニックで
このワークを実施しても、あまり良い意見は出てこないかも知れません。
このワークによって、院長自身も気付いてなかった自院の長所や
独自のウリ、患者様が当院に来院するメリットなどを発見出来る事が
あります。ぜひ、やってみて下さい。
これは医療業界に限りませんが、これだけあらゆる業種が
過当競争になっている現代において、残れる企業というのは
「あれも、これも、それも、何でも出来ます」
という企業ではなく
「あれは出来ません、これは出来ません、しかし、それについては、
どの競合他社にも負けない絶対的な強みがあります」
という企業です。
ぜひ、自院のUSPを見つけ出し、それを多くの媒体で
発信してみて下さい!
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