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クリニック経営ブログ

当事者意識の重要性

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科 耳鼻科 歯科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
先日のブログで「新人に教え過ぎると、自ら学ぶ姿勢が薄れるので、
教え過ぎない事も大切である」と書きました。
先日のブログはこちらです。


すると、弊社に入社して数ヶ月の新人スタッフから「ブログ読みました。まだまだ
出来ない事があってすみません」という内容のメールが届きました。
もちろんこの時のブログは、弊社の新人スタッフに向けて
書いたものではありません。
私は、そんなに性格が良いと自ら思っている訳ではありませんが、
そうかと言って「普段言えないスタッフへの不満をこのブログで
晴らしてやるぜ!」と、ブログで書く程のネクラな性格でも無いと
自覚しております(笑)
この時のブログはこれまで数多くの新人スタッフ、そして
新人スタッフの教育に悩まれる院長先生、先輩スタッフの思いを
踏まえた上で書いたのです。
しかし、私はこのメールを読んだ時に「とても素晴らしい姿勢だな」と
感じました。
なぜなら「これは自分の事を言っているのではないか」という意識、
すなわち”当事者意識”をこのメンバーは持っていると感じたからです。
クリニックが成長するかどうかは、スタッフひとりひとりが
どの程度、当事者意識を持っているかによって大きく左右されます。
逆に言えば、”非当事者意識”を持つスタッフが多ければ多い程、
そのクリニックは伸び悩みます。
NGなスタッフ.JPG
「これは私の仕事じゃない」
「私は火曜日と金曜日の午前パートだから、それ以外の日の
事はよく分からない」
「受付で何やら患者さんがクレームを言っているようだけど、
私は診療室のスタッフなので、私には関係ない」
「新しい仕事が増えると面倒だから、ちゃんと線引きして、
自分は自分の仕事をやろう」
「それ、私は聞いてませんけど」
このように仕事を”他人事”と捉えるスタッフは、新しい取り組みを
する上で「何でそんな事やらなくちゃいけないんですか?」「それはお金は
出るんですか?」という発想になり、そう考えるスタッフは行動する事も
殆どありませんから、結果、伸び悩むという事です。
それをこの10年間のクリニック経営コンサルティングで、
これでもかという程、目の当たりにしていますので、
当事者意識を持つという事は本当に大切だと痛感していますし、
先日のブログについて、うちのメンバーが当事者意識を持って
読んでいる事が分かって、凄く嬉しかったです。
あとはこのような意欲的なスタッフが、更に大きく成長出来るような
環境を整えられるように、経営者として頑張ります!
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