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クリニック経営ブログ

スタッフ数が増えた時の注意点

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科などの医科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
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今回はタクシーの話の続きです。
前回「とても対応の良いタクシー会社を見つけて、そこをかなり
利用している」と書きましたが、先日うちの会社のあるメンバーから
気になる話を聞きました。
それは「最近○○タクシー(私がよく利用しているタクシー会社)の
電話対応が悪くなってきた」というものです。
電話応対の件は、実際に私が感じた事ではありませんが、知名度や期待値が
上がれば上がる程、顧客の企業を見る目は厳しくなっていきます。
もちろんクリニックや診療所においても例外ではありません。
だからこそ現状に甘んじる事なく、常に期待を超える対応を
模索すべきですし、それが実現する企業こそが、
長く繁栄し続けるのだと私は思います。
今回のメンバーのタクシー会社の電話応対に関する実感は、
その事を教えてくれていると感じます。
そしてもうひとつ、この電話応対の件で学べる事は、
スタッフ数が増えれば増える程、幾度となく
「何のためにこのクリニックは存在するのか?」
「当院の医院理念はどのような理由で、その内容にするに至ったのか?」
「当院で働くスタッフとして、どのようにあるべきなのか?」
という「あり方教育」をしていく必要があるという事です。
どのような組織においても、スタッフ数が増えれば増える程、
組織に流れる創業時の価値観や文化は薄まっていくものです。
それを最低限に食い止め、人が増えても価値観や文化が
継承され続けるような強い組織であるためには、前述した
「あり方教育」が欠かせません。
スタッフ数の増えてきたクリニック程「時間がない」「他に
やることがたくさんある」という”出来ない理由”を挙げず、
時間を予め作ってでも、このあり方教育の時間を捻出される事を
強くオススメします。
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