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クリニック経営ブログ

医療機関の大前提

クリニック、診療所の経営コンサルティングを実施しています、
内科 眼科などの医科クリニックの経営コンサルタント 根本和馬です。
現代は「開業すれば黙っていても患者が集まる」という
状況ではなく、他院との差別化を明確に打ち出す事によって
数あるクリニックの中から、自院を選んで頂く努力が必要です。
そのために診療以外の取組みに力を入れるクリニックは
多いですし、私のクライアントの多くも、そのような取組みを
実施されていますから、それ自体を否定するものではありませんが、
まず前提として忘れてはいけないのが、あくまでクリニックは
「医療機関」であるという大前提です。
では医療機関で働く医療従事者に、まず求められる能力は何かと言うと、
それは高い技術と多くの知識、そしてそれに伴う精度の高い診断ではないかと
思うのです。
それらの能力によって「痛い箇所が緩和される」「生き辛さが解消される」
という患者様のニーズを満たすことに加え、前述した診療以外の取組みに
力を入れるべきだと、私は思っています。
だから私はクライアントには、勉強や練習の重要性を
メチャクチャ伝えます。
先日お伺いしたクライアントでも、あるスタッフとの個人面談において
20~30分近く「自主的に練習や勉強する事の重要性」を
伝えていました。
誰でも最初は「何も出来ない、何も分からない」という
レベルからスタートします。入社して間もないうちは、出来ない
自分と向き合わなければなりませんし、時に院長や先輩スタッフ、
患者様から、様々なお叱りを受けますから、次第にモチベーションが
下がっていきます。
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しかし、そこから逃げす、地道な努力を積み重ねる事によって
実力がつき、多くの患者様から感謝されたり、自院のメンバーから
認められる事によって、モチベーションが上がっていくのです。
これからも私のクライアントのスタッフには、積極的、自発的に
自己研鑽を積んでいく医療従事者であって欲しいと思いますし、
個人面談やコンサルティングの講演の中で、そのようなメッセージを
幾度となく伝えていこうと思います。
その言葉の説得力を増すためにも、まず私自身が
日々自己研鑽を積んでいく必要がありますね。
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